![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88027039/rectangle_large_type_2_b29e59fc94cf5b26e4dc8cfda8ab24e5.jpeg?width=1200)
スイスコロナ禍一人旅行記【アンデルマット編】
皆さん、こんにちは!
前回に引き続きスイスの旅をまとめていきます。
前回は氷河特急のことをまとめました。
気になる方は下の記事を見てみてください!
今回はアンデルマット編になります。氷河特急のルートだと丁度サンモリッツとツェルマットの中間地点くらいにある小さな街ですが、実は交通の要所となっており、東西には氷河特急のルート、南北にはチューリッヒとルガーノ、ベリンツォーナなどの街をつなぐルートがこの近くを通っているというとても重要なところになっています!
地球の歩き方ではあまり取り上げられていませんでしたが、とても良いところでしたので皆さんも氷河特急に乗る際には途中下車して観光してみてはいかがでしょうか?
それではスタートです!
ゲッシェネンへ
ホテルへチェックインするまでに時間があったので、少し北にあるゲッシェネン駅までハイキングしました!基本的に下りのコースなので気軽にハイキングすることができると思います!
アンデルマット駅はサンモリッツ駅〜ツェルマット駅を結ぶ東西ルートの他、一駅区間だけですがゲッシェネン駅までの支線が出ています。ハイキングルートはその線路に基本的に沿って下って行くことになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1664459872680-61kpavJYND.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664459882632-xWqfbjI8FS.jpg?width=1200)
トンネルを抜けるとすぐに悪魔の橋がすぐに見えます!
![](https://assets.st-note.com/img/1664460276690-0u0VmvGp3X.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664460292225-xGDAROIskS.jpg?width=1200)
悪魔の橋
そして有名な悪魔の橋です!
![](https://assets.st-note.com/img/1664460416341-wu75apNpb1.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664460431370-5TC3cLnmme.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664460441664-TotunLtQyW.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664460520469-nLUP376Stn.jpg?width=1200)
記念撮影をしてハイキングコースをさらに進みます。
![](https://assets.st-note.com/img/1664460750037-LOUbyOFEdf.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664460765998-aPv7JnvX53.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664460898344-N0nC0vF1VJ.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664460919269-Ag70wqoFxw.jpg?width=1200)
振り返ってみるとアンデルマットから結構進んできた印象です!悪魔の橋ももう見えなくなってしまいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1664541580635-mEI6dSZ2iP.jpg?width=1200)
歩いていると親切な方が声をかけてくれて、車でゲッシェネン駅まで乗せてくれました!そのため最後の区間は一気にワープしました!
まともに歩いたら50分というところでしょうか?下りだったので多少楽でしたがもし逆方面だったらかなり大変だったかもしれなかったです。
ともあれ、ゲッシェネン駅につきました!この駅はスイスの南北を結ぶ列車が止まる駅なのでルガーノ駅に行く人はここから南に向かうことになります。そういうわけなので一駅区間だけでも支線が出ています。これが無いだけで南北と東西ルートの乗り換えがかなり不便になると思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1664541626768-exNCA01qmA.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664541958086-2Zanc1aLHS.jpg?width=1200)
せっかくなのでゲッシェネン駅を探索してみました。この駅を出るとすぐにトンネルに入るのですが、このトンネルは2016年に開業したばかりのゴッタルドベーストンネルになります。これで一気にルカルノやルガーノといった南の町に行くことができます!
![](https://assets.st-note.com/img/1664541990002-liSD8ySBtf.jpg?width=1200)
駅に20分いて、アンデルマット行きの電車が出発する時間がやってきたのでそれに乗り込んで戻りました。
ものすごい急勾配な坂を登って10分あっという間にアンデルマット駅に戻りました。
ホテルへチェックイン
今回泊まったホテルですが、実はアンデルマット駅が最寄りではなくその隣の駅であるホスペンタール駅です。なのでまた普通列車を待つことになりました。
少し待ってアンデルマット駅を出発し、7分ほどでホスペンタール駅に到着しました!
![](https://assets.st-note.com/img/1664542296718-QOo5F0ZYj5.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664542319455-pLCo22FSsP.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664542329943-jr1DWFkAX2.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664542357309-4IfN5ZzvpG.jpg?width=1200)
予約した時は、アンデルマット駅から一駅離れているから少し不便かな程度に思っていましたが、スイスの田舎に泊まれるのでホスペンタールで予約して良かったなと思いました!
![](https://assets.st-note.com/img/1664542378581-atVLO2f2Gi.jpg?width=1200)
あと重要なシステムがスイスの田舎にはあります。これは電車に乗っている人もホームで待っている人も両方関係するのですが、スイスではあまり人が乗り降りしない駅についてはバスのようにボタンを押して止まるように要求する必要があります。
どの駅が対象なのか見分けなければならないのですがこれは車内放送で教えてくれるので注意して聴きましょう!また、ホームで待っている場合には行き先方面のボタンを押して電車が止まってくれるようにリクエストしましょう!
1時間に1,2本のペースなので乗り過ごすと結構痛いです!
さて、駅を離れてホテルに向かいます!
![](https://assets.st-note.com/img/1664542709427-DP4wygT7wK.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664542718923-Kgm7XBPzaD.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664542761808-0cs57WnNDz.jpg?width=1200)
駅から歩いて10分、今回泊まるホテルに到着しました!!
![](https://assets.st-note.com/img/1664542777183-ZV85Vp71Dj.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664542808754-Mr97Gw1JQ0.jpg?width=1200)
ホテルの室内ですがかなり綺麗でした!
![](https://assets.st-note.com/img/1664542827648-LeAYcCYaLF.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664542865935-drsW2dop1r.jpg?width=1200)
一旦、荷物を整理して夜ご飯や次の日の昼ご飯の調達のため一度アンデルマット駅に戻ります!
こっちの方にもスーパーがあるかな?と思ったのですがありませんでした。
アンデルマット駅に戻ってきて簡単に周りを探索しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1664542942269-AxFyOIcI4s.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664543006583-XeqiTVIcee.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664543031149-MXzQPtXy2C.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664543041523-bBt4ElNbdr.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664543078284-Boj0dXSbiD.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664543099436-9rPzKpNVNZ.jpg?width=1200)
この日は夕食を買って食べてゆっくりと寝ました!
アンデルマット観光2日目
アンデルマット観光2日目です!天気は晴れです!
ブッフェ形式の朝ごはんをいただき(初めてまともな朝食を食べました。)すぐにホテルを出ると山が雲に覆われて幻想的な雰囲気になっていました!
![](https://assets.st-note.com/img/1664543418443-pwRxouD6tg.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664543528577-qlu4pKrWDa.jpg?width=1200)
この日のメイン観光は、アンデルマットの山でハイキングすることとフルカ山岳鉄道に乗ることです!フルカ山岳鉄道は午後だったので午前中にハイキングをしました。
近くの山へハイキング!!
アンデルマット駅の近くからロープウェイが出ているのでコースを確認し乗るロープウェイを確認します。頂上に行けば山の反対側へも行くことができオーバーアルプパスヘーエへも行けるみたいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1664543553039-C2yLPs1qjE.jpg?width=1200)
駅に戻ってチケットを買います。
![](https://assets.st-note.com/img/1664543700398-y9OXMHkHxi.jpg?width=1200)
この時期は人気が無いのか私以外にチケットを買っている人はほとんどいませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1664543733473-kKShqZ8x9z.jpg?width=1200)
ロープウェイに乗って約25分ようやく頂上に到着しました。ただ9月であってもかなり寒かったです。こういう山の上に来るとスイスは重ね着できる服装で観光することが重要だなと改めて感じます。
頂上にレストランがあったのですが閉まっていました。オフシーズンだからでしょうか?
![](https://assets.st-note.com/img/1664543822363-PRh0PDAZGt.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664543877731-Qh5Y5CZwYE.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664543903495-8xTb0MhQD7.jpg?width=1200)
周りは雲の世界でちゃんと下って行けるか心配でしたが、道はしっかり見える程度には晴れていました。ここからロープウェイで途中通過した駅まで約1時間とのことです。
傾斜はそんなになかったのでスニーカーで問題無くハイキングすることができました。
![](https://assets.st-note.com/img/1664544012633-X5rzOi1kBs.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664544021693-SIaICVgrfv.jpg?width=1200)
途中、かわいい動物に遭遇しました。マーモット?という動物みたいでアルプスに生息しているみたいです。ライオンキングに出てくるティモンのモデルになったプレーリードッグに似ていました!
![](https://assets.st-note.com/img/1664544045296-MGSeUjNwTv.jpg?width=1200)
ひたすら下ること1時間、ようやく駅に到着しました!
この駅はアンデルマット駅の一つ前の駅で氷河特急編で紹介した少し長く滞在する駅になります。ちょうど氷河特急が止まっていました。
この角度から写真を撮れるのはハイキングした人だけの特権です!
![](https://assets.st-note.com/img/1664544197788-vpNRlUWP2O.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664544208589-25JmwOPJrb.jpg?width=1200)
アンデルマット行きの電車に乗り込んで一旦下ります!
![](https://assets.st-note.com/img/1664544267102-H4r2saCk9L.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664544277816-JdquWBKh1f.jpg?width=1200)
晴れていたので景色を楽しみながらアンデルマットに戻ってきました!
午後はフルカ山岳鉄道に乗るのでオーバーワルド駅に向かいます!
フルカ山岳鉄道
アンデルマット駅で普通列車を待って3つ先のオーバーワルド駅に向かいます。フルカ山岳鉄道はオーバーワルド駅〜レアルプ駅を結ぶ鉄道です。たった一駅区間だけなのですが、ここは新フルカトンネルができる前に氷河特急も通っていたオリジナルのルートになっていて峠を登って越えるコースになっているので2時間も時間がかかります。
一時は廃線になっていましたが有志の手によって復活して今のような形になりました。運賃はかなり高いです笑。
まずはオーバーワルドに向かいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1664587726515-AXI5zWI88L.jpg?width=1200)
途中、10km以上ある新フルカトンネルを通ってオーバーワルド駅に到着しました。一見周りに何もなさそうなこの駅からフルカ山岳鉄道がでます。
![](https://assets.st-note.com/img/1664587796836-K6FidK9b4P.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664587807362-FwHFZuR3It.jpg?width=1200)
フルカ山岳鉄道のホームは、階段を降りて移動します。ホームの雰囲気などが明らかに違うのですぐに分かると思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1664587855521-e5Tgt2BZDP.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664587866781-0yAzlmNuZY.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664587910582-4TnRPGyPB7.jpg?width=1200)
しばらく待ってやっと客車に乗れました。中は木造の客車になっていてなかなか良い雰囲気を出していました。
![](https://assets.st-note.com/img/1664587952744-OnbYTiqpAj.jpg?width=1200)
13:50定刻通りに電車は出発しました。すぐに坂を登り始めて高度を上げていきます。最初の15分ぐらいは蒸気機関車ではなく普通のディーゼル車が引っ張っていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1664588010161-S72HD67kE3.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664588108339-OjV0DcaBzu.jpg?width=1200)
昔はこんなところを走っていたんだな〜と先人達の苦労を思い浮かべつつ車窓を楽しみました。
しばらくすると最初の駅に着きました。(名前忘れました笑笑)
ここでディーゼル車と蒸気機関車を付け替えます
![](https://assets.st-note.com/img/1664588426561-hthLKTkh2G.jpg?width=1200)
この蒸気機関車も当時走っていたそのものを今でも使っているみたいです。
実際に近くで見ると迫力がありました!
![](https://assets.st-note.com/img/1664588437395-2IUEjlZhNl.jpg?width=1200)
ここからもさらに高度を上げてフルカ峠を目指します。周りにはカメラを構えている人で煽れかえっていました。やっぱり蒸気機関車が走っていると注目されるみたいです。
さっきまで近くを流れていた川がもうこんなに遠くなってしまいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1664588541004-r7mAPa6tvT.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664588805358-svAaGFPupX.jpg?width=1200)
さらに高度を上げていきます。こんなところに鉄道を建設した昔の人達の苦労が感じられます・・。本当にすごいですね。脱帽です!
![](https://assets.st-note.com/img/1664588923407-EqALeOjURE.jpg?width=1200)
この後長いトンネルを抜けて、フルカ峠駅に到着しました。この駅ではオーバーワルド行きの電車と待ち合わせすることもあり、20分ほど停車します。
駅では、ボランティアの方が売店を運営してくれており温かい飲み物や軽食を購入することができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1664589139127-ajKQVTrYKc.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664589181392-KGGk22SVvd.jpg?width=1200)
駅からの風景も素晴らしいです!
![](https://assets.st-note.com/img/1664589204589-qfOzFsmdjA.jpg?width=1200)
しばらくする反対側からも電車がきました。客車の色が青色になっています。なんていうかスイスらしい雰囲気全開です。
フルカ峠を出ると終点までもうすぐです。今度は高度が段々下がっていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1664589678066-KFZez2C3fL.jpg?width=1200)
車内では車掌さんが乗客一人一人に丁寧に対応してくれて色々と話をしてくれました。この後ツェルマットに行くということを伝えるとツェルマットについても沢山の事を話してくれました。現地の方にとってもツェルマットは特別な場所のようでした!
そしてあっという間に終点のレアルプ駅に到着しました!鉄道が好きじゃなくても十分に楽しめるルートになっていると思います。何より景色が素晴らしいです!
![](https://assets.st-note.com/img/1664589877423-VgbVVmzPFm.jpg?width=1200)
レアルプ駅にはお土産ショップとカフェが併設されているのでここで簡単にお茶することもできます!
ここからアンデルマット行きの電車が出ている駅まで5分ほど歩くことになりますがレアルプの田舎町の雰囲気を楽しむことができるのでこちらもおすすめです。
![](https://assets.st-note.com/img/1664589955313-2julEH0a49.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664589965270-dBDJWx7hNV.jpg?width=1200)
この日はハイキングにフルカ山岳鉄道と存分にスイスの景色を堪能した一日となりました!
出発の朝
とうとうアンデルマットを出発する朝がやってきました。
この後午後の氷河特急でいよいよツェルマットに移動します!少し時間があったので歩いてアンデルマットの街を探索してみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1664590185052-axwPneAxCi.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664590214851-JDBNfl6WUU.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664590239059-oerkCaEcSI.jpg?width=1200)
のどかな街並みで美しいです!クールの旧市街地のような雰囲気ですね!
こういう街並みを見るとヨーロッパの街に長期間住んでみたい!と思ってしまいます。
私はエンジニアとして働いているですが、英語とプログラミング、数学を鍛えれば移住もいけるんじゃないかと思い始めてしまいました笑笑。
さて、そうこうしている内に氷河特急に乗る時間がやってきました!
2日前に乗った時は異なり天気は快晴なので、最高のコンディションで景色を楽しみながらツェルマットまでの旅を楽しめそうです!
氷河特急を2回分割して乗車するプランにしてみましたがアンデルマットが思った以上に良いところだったのでこのプランにして正解だったなと思いました。あとは1回目の天気が悪くても2日待てば天候が回復するということもあるのでそういう意味でも分けても良いかも知れません。
ホスペンタールやレアルプのような周辺の田舎町の雰囲気を味わうために敢えてホテルはそっち側にするというのもありだと思います!
続きはツェルマット編でまとめたいと思います!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
皆さん、良い旅を!!!