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【研究報告書】新卒フリーランスという働き方は学生にとって新しい選択肢になり得るのか #私の働き方実験

こんにちは、Harukaです。
本日は、6月から参加している #新しい働き方LAB の指定企画
「新卒フリーランス」という働き方は、学生にとって新しい選択肢になり得るか? 〜自分の強みを見つけて「仕事」に繋げてみよう〜
の最終研究報告をしていければと思います。

半年の研究員期間を通して、自分自身のキャリアや理想の働き方について改めて考えることができました。また、経験豊富な講師の方々のご講演では、フリーランスとしての仕事の取り方やフリーランスとしての生き方まで、余すことなく教えていただきました。


◆実験テーマ

「新卒フリーランス」という働き方は、学生にとって新しい選択肢になり得るか?
〜自分の強みを見つけて「仕事」に繋げてみよう〜

◆実験の目的と背景

今まで、会社や団体に縛られず、自由な働き方を選択することができる「フリーランス」の働き方に興味を持ってはいたものの、何から手をつければいいのか?そもそも新卒がフリーランスとして働けるのか?など、クエスチョンマークを頭に浮かべて悩むだけで、何の行動にも移せずにいました。

そんな私が、台湾での4年間の大学生活を終え、新卒として働くまでに、自分の選択肢を増やすことができる経験をしよう!と思っていた矢先に出会ったのが、新しい働き方LABの研究員制度でした。(ちーちゃんありがとう。)

そして、新しい働き方LABの研究員として、以下の問いの答えを見つけるべく活動して参りました。

1.  「フリーランス」という働き方に興味があるが、何から始めればいいか、自分の強みは何かなど、不安要素が多々あった。今回の実験を通して、「フリーランス」の働き方はどういったものか、自分の強みやスキルをどう活かすことができるのか、などといった問いの答えを一つでも多く見つけたい。

2.  自分自身は新卒で企業にて働く選択をしたが、「新卒フリーランス」という働き方が今後どのように広がっていき、学生の可能性を広げることができるのか、検証したい。

3. 将来的に、「フリーランス」として働くことに興味があるため、実際にフリーランスとして働かれている方、成功された方々の働き方や成功の秘訣、ノウハウを学びたい。また、色々な価値観や経験を持っている方々のお話を聞くことで、自分のキャリアの選択肢を広げたい。

6/30実験計画書

 上記の3点に対する答えが見つけられればいいな。と思い活動を続けるなかで、講師の方々、メンターの方々、新卒フリーチームの仲間達からたくさんのことを学びました。そして、「フリーランスとして働く」ことに対する理解も自分なりに深めることができました。

 つづいて、「無料でここまで教えてくれるのか!ありがたすぎる!」と驚いた豪華講師の方々の講座内容とともに、半年間の実験内容を振り返っていきます。

◆半年間の実験内容

7月:思考整理のスペシャリストに学ぶ「自分の得意や好きの見つけ方」

シモカタセイジ先生より、自己理解の深め方と、スキルを自分の武器にするためにすべきこと、「自分の得意や好きの見つけ方」について、教えていただきました。

自分の価値観の具体化・抽象化を繰り返すことで、「自分の好き・得意」を整理し、それを深掘りすることで自己理解を進め、決断し続けていきたいと思います。
また、シモカタ先生が体現されている、「自分の得意なこと、好きなことは、仕事にできる」を、私自身もこれから実現していきます。


8月:LOY2023受賞コピーライターに学ぶ「クライアントの心を掴むプロフィール文の書き方」

中新大地先生より、クライアントの心を掴むプロフィールの書き方と、新卒フリーランスとして働いてきた経験談について、教えていただきました。

プロフィールは、実績・メッセージやスタンス・メリットをアピールすることで、待ち姿勢でも相談がもらえたり、やりたい仕事を担当することができる。プロフィールは常に更新し続けるべし!と中新先生より教わりました。
最近では、プロフィールの調査→整理→可視化→開示→更新を行ったことによって、新規の方からのプロフィールの閲覧数も増加したので、今後も自分とプロフィールを更新し続けて、新規顧客の獲得をしていければと思います。


9月:書籍表紙デザインの達人に学ぶ「選ばれるパッケージの作り方」

イチハシアイ先生より、クライアントに選ばれるパッケージとサムネイルの作り方について教えていただきました。

選ばれるパッケージの極意は、①クライアントに優しい②自分に優しい③ライバルに優しいものにすること。オンリーワンのパッケージを、市場に見合った内容・価格で出品することで、より多くの人から選ばれるようになる。
イチハシ先生の教えをもとに、パッケージとサムネイルを作り直したところ、パッケージのインプレッション数が格段に上がりました。これからも魅力的なパッケージを増やしていきたいと思います。


10月:営業職初のLOY受賞者に学ぶ「ランサーズを活用した営業ハック」

TAKA先生より、ランサーズを最大限に活用したTAKAさん流「提案営業」の方法と、営業ハックについて教えていただきました。

募集の出ている案件を請け負うのではなく、提案数が0で募集終了になった案件や、自分の得意分野やジャンルのクライアントに提案営業をしていくことで、案件がひっきりなしに入ってくるようになる。また、営業自動メッセージの登録、最大限のパッケージ制作、パッケージのアナリティクスに注目することで、より簡単に営業かけられる。
TAKA先生の教えをもとに、提案営業をすることで、より多くの方々と繋がって、一緒にお仕事をすることができるように準備していきたいと思います。


11月:自分に合ったキャリアを描き、自分らしく生きる未来を切り拓こう

行武亜沙美先生より、キャリアマップを作成することを通して、過去・現在・未来について考えながら思考を言語化する方法を教えていただきました。

キャリアマップ作成の7STEPS
①過去の原体験を振り返る
②「仕事として」やりたいwillを考える
③「仕事として」やったことcanを細分化して考える
④「仕事として」現在・過去に求められているmustを考える
⑤will, can, mustを俯瞰してみることで、自分に合う「コンセプト」を考える
⑥これからの自分に合った仕事・働き方を考える
⑦目標を考える
上記のstepに沿って自分自身のキャリアマップを作成しました。
キャリアマップを作成してみて、自己理解がまだまだ足りないこと、短期・長期の目標があることで自分はより燃えることに改めて気づくことができ、今の自分がやるべきことが明確になりました。
時間のある今だからこそできることを、将来の自分のために蓄えていければと思います。


◆アウトプット・成果

個人的な成果

 正直に申し上げると、目に見える成果(ランサーズで仕事を受ける、お金を稼ぐetc.)を残すことはできませんでした。
活動開始当初は、学校も卒業して比較的時間もあるし、指定企画以外もできるだけ参加する!というスタンスで臨みましたが、他の活動で忙しくなってしまい、最低限のタスクをこなすことしかできませんでした。
 目に見える成果は出せなかったものの、この企画に参加して得たものは計り知れません。また、活動当初に掲げた3つの問いの答えを見つけることができたのも、自分にとって大きな収穫となりました。

3つの問いに対する自分なりの答え

⓵「フリーランス」という働き方について理解を深めることができた。

 スキルがあれば大丈夫〜!ではなく、自分で仕事を掴んでクライアントに満足してもらい、次に繋げるまでの全てのプロセスを自分でやらなければならないため、身につけたスキルを活かしてフリーランスとして活躍するには、営業力と企画力が重要だと学びました。また、ランサーズのみで生計を立てている方もいらっしゃったことから、受ける仕事やプラットフォームに限らず、フリーランスとして経済的に独立することは可能であると実感しました。
 自分自身でお仕事をガツガツ掴みにいくだけでなく、新しい働き方LABのような、フリーランスがお互いを鼓舞し合えて、助け合えるようなコミュニティに入ってみることで、繋がりもお仕事もゲットできることも、身をもって感じることができました。


⓶「新卒フリーランス」という働き方は確実に学生の進路を広げる一つの手段であることがわかった。

実験テーマ:「新卒フリーランス」という働き方は、学生にとって新しい選択肢になり得るか?>>>なり得る!!!

 「新卒フリーランス」は学生が進路を決める上で、一つの素敵な選択肢の一つだと、研究員期間を通して実感しました。
 学生のうちから、自分のスキルや能力、スキルを活かすプラットフォームやコミュニティを持っていれば、新卒からフリーランスになることは十分可能なことだと思います。
 もちろん、新卒フリーランスとして働くのは簡単なことではないですが、自分の好きや得意を追求して形にしたり、あたラボなどのコミュニティに参加して繋がりを増やすことができるのも、フリーランスとして働く利点だと思います。「新卒フリーランス」という働き方は、学生にとって新しい選択肢になること間違いなしです!


⓷ 実際にフリーランスとして働かれている方や成功された方々の働き方や成功の秘訣、ノウハウを学ぶことができた。そして、色々な価値観や経験を持っている方々のお話を聞くことで、自分のキャリアの選択肢が広がった。

 
この企画に参加したことで、自分の今後のキャリアについて改めて考えることができ、先輩方からのお話を聞いたことで、フリーランスとして働くための基礎を学ぶことができました。
 また、「ライター」という職一つを取っても、コピーライター、スピーチライター、Webライター、専門ライターなど、さまざまな種類があり、その人の好き・得意や専門性を活かしたキャリアの築き方があることを知り、自分自身の専門性を磨くという新たな目標もできました。キャリアの築き方に関しては、11月の勉強会にて、キャリアマップの作成をしたことで、改めて自分が目指すキャリアの築き方と生き方について深く考えることもできたのも、いい機会になりました。
 私自身も、誰かの可能性を広げられる「AとB~Zの架け橋となる人」になれるように精進していきます。

◆研究員の活動を通して学んだこと

 研究員期間で将来の道筋を立てたり、成長できた反面、自分の短所に気づくこともできました。それは、「自由な時間がある環境に甘えてしまい、すべきことを後回しにしてしまう」ところです。研究員期間を通して、時間はたっぷりあったはずなのに、その場の楽しみを優先しすぎて、noteの執筆や課題の取り組みなど、締め切りギリギリになって取り組むことが多かったように思います。これは早急に改善が必要な短所ですね、、、(汗)

 この短所を克服するまでは、フリーランスとして経済的に独立するのは厳しいと思っているので、働く時間と自分時間をしっかり区別することができるように、今後は甘えてしまう自分に厳しく働いていきたいです。


ps. 運営陣、講師陣が凄すぎる!✨

新しい働き方LABの運営をされてる方々、講師としてたくさんの教えをくださった方々が、偉大すぎます!笑
特に、新卒企画を引っ張ってくださった、Chee Satohさん、すごいです。元々、学生団体で一緒に活動していたことがあったので、その時からちーちゃんの凄さはわかっていたのですが、約2年のフリーランス経験を経て、さらにパワーアップされてました!!!!他の企画のPMの方がどのように各企画を運営していたかはわかりませんが、slackでのこまめな連絡、報告書などのテンプレート作成、Notionワークスペース、FigJamボード、司会進行などのどれをとっても完璧でした。ご自身の活動でお忙しいにも関わらず、DMなどでも個別に対応をしてくださって、本当に感謝&尊敬しております。
私も2年後、成長した姿をお見せできるように頑張ります!^^


◆今後について

 6月に大学を卒業して、早半年。ありがたいことに、自分の興味があることに取り組んだり、さまざまな現場で多様な経験をさせていただきました。英語のキャンプのアシスタントで山梨にこもったり、世界陸上のボランティアでブダペストに行ったり、気まぐれイタリア3都市周遊をしたり、ホテルアルバイト、ホノルル・オーストラリアにヘルパーとして派遣されたりなど、、、縛りのないフリーターだからこそできる時間の使い方をしてきました。

 しかし、4月からは一会社員として、誰かの可能性を広げることのできる人になるべく働き始めます。現在のような時間の使い方はできないけれど、自分の「好き」を追求しつつ、社会のため、誰かのためになれるよう、誠意を持って働いていければと思います。新生活に慣れるまで、本職以外のことに取り組めるかはわかりませんが、副業OKの会社でもあるので、新しい働き方LABに参加して培ったスキルを、ランサーズなどで積極的に活用していきたいと思います。

 長いようであっという間だった6ヶ月を、新しい働き方LAB第3期研究生として走り抜けることができたこと、大変光栄に思います。
ありがとうございました!

みなさん今日もおつかれーらいす!


Haruka



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