Mendeley :論文整理、管理を楽にしませんか?
こんばんは。H2です。
今回は、論文整理を楽にするMendeleyというソフトについて解説していきます。
この記事で分かること
・論文の整理、管理の重要性
・卒論、修論における引用文献の使い方
・Mendeleyの有用性
研究室に配属される大学4年生や実習のレポートをされている2.3年生はいくつかの論文を読み始めているころになり、そろそろ整理をしなければならない時期に来たことでしょう。もしくは、すでに卒論や修士論文の引用で四苦八苦しているところでしょうか?(筆者自身も修論に四苦八苦しております。)
では、みなさんは読んだ論文をどんな形で保存していますか?PDFファイルでダウンロードしたあと、丁寧に分類しているのですか?それとも、ブックマークで雑誌のページを登録しているのですか?
その作業を、Mendeleyは楽にこなしてくれます。
MendeleyはgoogleChromやFireFoxの拡張機能として使用することができます。この場合、雑誌のホームページにとび、下記のように拡張機能として登録されたMendeleyのボタンを押します。
すると、雑誌のタイトルや著者名、概要などが取得されます。そして、saveをクリックすると、データベースに保存されます。また、PDFファイルでダウンロード可能の場合、同時にダウンロードされます。
次に、Mendeleyをダウンロードした際にはデスクトップにアイコンが登録されますので、それで立ち上げてみましょう。
すると、このような画面になります。この中に、先ほどの動作をした論文が全て取得されます。あとは、これをそれぞれのテーマや分野に分類するだけで整理ができます。
PDFのアイコンをクリックするとダウンロードした論文をPDF形式で見ることもできます。また、ソートする際は著者名、タイトル、発行年度、雑誌タイトル、追加日で行えます。
ここまでが論文の整理、管理するうえでのMendeleyの使い方、有用性です。
次に、論文の執筆における参考文献に引用の段階でMendeleyがどのように役立つか解説していきます。Mendeleyはマイクロソフトが提供しているワードに対して、プラグインがあります。これを有効化すると、使用できるようになります。
参考資料のところに、Mendeleyのアイコンが追加されます。細かい操作に関しては、また後日解説しますが、ここに参考論文を引用し、雑誌形式に合わせた表示をすることができます。(下図.3件の文献を引用)
卒論や修論などで、引用文献が20件を超えたあたりから、引用文献の表示の整理は面倒になってきますので、ぜひ使用してください。
今回はここまでにします。Mendeleyの効率の良い使い方、豆知識は別のノートで投稿する予定です。最後に、この記事は論文の整理の仕方を情報提供しているだけで、そもそもの論文を集め、知識を得る作業は自身でやらないといけませんので、ちゃんと論文は読みましょう!!(別ノートで紹介するかも……。)
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