メンタルモデルの講座をほぼ終えての気づきとこれから
はじめましての方はじめまして!お久しぶりの方ご無沙汰です!
普段は会社員として社内の研修講師、カウンセラー、副業でコーチングを提供している者です。
タイトルのメンタルモデルという言葉、対人支援業をされている方は聞いた事ある方多いんじゃないでしょうか。
私は22年から由佐さんが開講されている講座に参加し、8月末に他者のメンタルモデルを紐解いていく紐解き手の意識の在りようを学ぶ講座を終えました。絶賛紐解き手としての在りようを磨いていく時期な訳ですが、今後沢山紐解きの場を共にさせてもらいたいと思っています。
本noteでは
・自分の内面を見つめ直したい方
・コーチングなど他者の内面と向き合う仕事を生業にしている方
向けにメンタルモデルの理解を深める為の内容、且つ、紐解いてほしい方の募集記事になります。
※本記事ではメンタルモデルの説明など含みますが、開発者由佐美加子さんの見解を示すものではなく、あくまでも彼女が開講している講座を受けた私の主観が大いに含まれますのでご了承ください。
ということで、アジェンダです!
| メンタルモデルの紐解きとは何か?
まずメンタルモデルの言葉の定義から。
私がこの言葉を知ったきっかけの書籍から引用します。
たぶんパッと読んで理解は難しいんじゃないでしょうか。
今私が一番しっくり来ている定義は「不本意な現実をつくりだす無自覚な信念」です。どういうことか、センテンスを分けてみましょう。
「不本意な現実」
日常の中で「なんでこうなってしまうかな・・」「不快感が残って気がかりだな・・」のような残念さを感じる実際に起きた体験を不本意な現実とします。
なんでも良くて、例えば「妻とコミュニケーションが上手く取れない」「やりたい仕事は分かっているのにやる気が湧かない」「何をするにしても倦怠感がある」等、どんなことでも扱います。
「残念さを感じる=本当はこうあって欲しい、が叶わない」という観方をした時に、自分が本当にこの世界で体現したい事へ立ち返る上でヒントになる不本意な現実を扱います。逆に上手くいっていると思っている事は生存本能(ただ生きながらえる事を目的にしたほぼすべての人が頼りにしている本能)が満たされた時の効力感として現れる事が多く、自分が実現したい願いにリーチしづらい側面がある為扱いません。
「無自覚な信念」
信念とは自分が正しいと信じている考え方やモノの観方を指します。
人は多くの信念(例.お金を頂くからには価値を最大限提供した方が良い、人には優しさを持って接するべき等)を持って日々を過ごしており、それを大切に出来るような行動を無意識にチョイスします。
つまり、この信念が行動を決め、行動が現実をつくりだしている。こんな観方が出来ます。その中でも"無自覚な信念"は自分でも気づいていないため、ここに気付けると今までとは別の行動を取れる可能性が高まります。
故に自覚的な信念ではなく、無自覚さを大切にします。
「メンタルモデル(不本意な現実をつくりだす無自覚な信念)」を紐解く
紐解きとは、基本的に1対1の対話の場を作り、シートを用いながらお相手のメンタルモデルを観ていくプロセスを指します。
紐解かれる側の方は大きく用意しておくべきことは無く、どんな些細な事でも不本意さを感じる体験を話してもらう所から始まり、紐解き手と対話を重ねていきます。
つまりメンタルモデルの紐解きは何をする場なのかというと、
自分が無自覚に作り出している人生のパターンを構造化し、そこから外れて本当に体験したい新たな選択肢のヒントを得るようなプロセスです。
更に詳しく解説しているnoteがありますので気になる方はこちらをチェックしてみてください。(超絶分かりやすいです(笑))
実際に由佐さんが紐解いている動画もありますので、進め方のイメージが持てると思います。
| なぜコーチである私が受講に至ったのか?
大きく理由は2つで、
①コーチとして自身の内面を認識し受け入れる事がセッションの品質向上に繋がり、メンタルモデルはそれに適していると感じたから
②講座費用がお手頃だったから
①について、当時私はセッション中CLの内面深い所に遭遇した際、どのように関わっていけばいいか分からず迷う場面が多くありました。
誠心誠意関わりたい気持ちと自分が提供できるスキルのギャップに苦しんでいたとも言えます。また、いくら書籍や動画でコーチングのスキルを得たとしてもどこか有効打を得た感覚もない。
もしかすると自分の外側にあるスキルを磨くには限界があり、内側の内面を理解し在り方をアップデートすべきなのか?そんな仮説が生まれ、元々書籍で知っていたメンタルモデルに白羽の矢が立ちました。
②について、その他にも様々人間の内的探求をサポートする学問や場は沢山ありましたが、メンタルモデルは最初の講座が全6回8万円と比較的リーズナブルだったことが正直大きいです。
詳しく講座の事を知りたい方はこちらをどうぞ
(ちなみに基本ほぼ毎回満席の人気講座です)
| 受講によって得られた気づき
約2年、5講座の内的探求を踏まえて、
元々私は「ありのままの自分ではその場にいられない」という痛みを抱えている事が分かりました。
常に「自分はこの人より優れている」「この人より自分は劣っている」と他人と比較して優れている場合は安心を、劣っているorこれから抜かれると感じた場合に恐怖を持っていたのです。
この痛みを持つきっかけは弟の誕生です。
それまで親からのアテンションは自分にだけ向いていたのに、急に現れたスーパー可愛い弟に関心が向けられていく。
きっと本能的に「まずいこのままだと自分は親から見放される」と感じたのでしょう。様々な状況が良く分からない幼子の私にとって弟は脅威でした。
奇しくも弟は顔がとっても可愛く、社交性もあって友達が多いし、恰幅が良いので体系もなんか可愛いしスポーツも出来る。自分が持っていないものを沢山持っている存在でした。弟が可愛がられる毎に自分の居場所がなくなっていく、そんな風に捉えていたんだと思います。
加えて小学校で高学年になるといじめにあって学校に行くのは怖くなり、家に帰ると沢山"持っている"弟とそこに眼差しが向く(と思っている)親がいる。どこにも居場所がないような感覚を持っていました。
こんな想いはもうしたくない、そんな意志から中学受験や中高で勉強を頑張ったり、身の回りで誰もやっていなかった武道を始めたり、アパレルで働き始めたり、兎に角希少性を高めて「あ!そんな珍しい事やってるんだ凄いね!」と褒められる事が存在の承認だと思って頑張る人生を送っていく。
なので誰かが自分と同じことを始めたり、所属したコミュニティで似たようなステータスだけど能力が自分より秀でている人を見つけると「その場にいられなくなる」センサーが働き、どうしようどうしようと焦りだす。
その場にいても良いと思えるように、その人に追いつく為の能力をあげる、その場で必要とされる能力以外の希少性を高めようとする、この人には勝てないと思えば迎合してその人から居場所をもらいに行く、そんな行動パターンを取っていく。
まとめると、、
関わる人や住む場所や働く場所など様々な事は年々変わっているけれど、結局やっている事は変わらない。
本当にその場へいられなくなることが恐かったんだろうし、そうならないために健気に頑張ってきた。そんな自分を労わりたい気持ちが溢れてきます。
ちなみにこれが分かったからと言って、自分の痛みが完全に受容されたかと言えばそんな事はありません。常にこの痛みは無意識に作動し、良くある人生のパターンに戻ろうと引力が働きます。
それでも、このメカニズムが分かる事で焦るように行動する自分を一歩引で見ることが出来たり、結果として今まで取ってこなかった選択をし、これまれ体験した事のない現実を創り出せる予感がしています。(直近ではこれまで考えもしなかった自分にとっては大胆な決断をしました)
| 紐解かれたい方絶賛大募集
ということで、冒頭触れましたが先日メンタルモデルを紐解く為の講座を終え、紐解かれたい方を絶賛募集しております!
改めてメンタルモデルは「不本意な現実をつくりだす無自覚な信念」です。
この信念は自分が幼少期に抱えた痛みを避けるために生まれたものです。ここまでの説明を読んでしまうとメンタルモデルはあってはいけないようなものに捉えられるかもしれません。
が、小さかった自分が幼いながら自分の命を守る為に最善を尽くそうとして止むに止まれず生まれたものでもあります。なので粗雑に扱われたり無くそうと消される対象になるものでもなく、それも含めて自分だと光を当てる事が自己受容だと思っています。受容した上で、本当には何を自分は今世をかけて体現していきたいのか、そんなヒントを得られるのが紐解きの良い所であり僕が好きな部分です。
ここまで歩んできたあなたの人生にリスペクトを持って、
宜しければ紐解きの場を共にさせてください。
以下募集の概要です。
お申し込みはXのDM、もしくはFacebookのメッセンジャーから。
また読んでみての感想や直接話を聴いてみたいといったお声もいただけたらとても嬉しいです。
お気軽にどうぞよろしくお願いします!
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