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枠に囚われすぎていませんか?

革新的なアイデアで人を驚かせてみたい。

だけど、そんなの無理に決まってる。

自分らしく表現したい。

だけど、間違えるのが怖い。

私は枠からはみ出ることを恐れていた。

「ある型」思考と「ない型」思考

『具体と抽象』の著者である細谷功さんの新刊『有と無 ―見え方の違いで対立する二つの世界観』を読んで、「ものの見方」が180度変わった。

私たちの「ものの見方」には、突き詰めれば大きく2つのタイプ、すなわち「ある型」思考と「ない型」思考があるという。

問1 家にあるものをリストアップしてください(30秒間)

問2 家にないものをリストアップしてください(30秒間)

p.17より

上記の2つの問いに対して考えてみると、問1「家にあるもの」の方が考えやすいと感じるのではないだろうか。

下図の通り、「あるもの」はすぐに思い浮かぶが、実態としては「あるもの」よりも「ないもの」の方が圧倒的に多く、際限なく広がっている。

「あるもの」が”地球”で「ないもの」が”宇宙”みたいな関係性。

p.21より

「ある型」の思考回路とは、大多数の人が持っている「あるもの」に目を向ける発想。
具体的で、経験や過去の知識が重視されるため、「自分中心視点」になる。

「ない型」の思考回路とは、少数の人が持っている「ないもの」まで視野に入れる発想
抽象的で、思考力が重視されるため、メタ認知の能力が求められる。

p.31より

この両者間の「ギャップや認知の歪み」が世界を動かしていると著者は説く。

書籍では具体例を用いて丁寧に説明されているため、興味があればぜひ読んでみてほしい。

枠の外にこそ可能性が広がっている

私はこれまで「ある型」思考の枠に囚われすぎていた。

解答用紙の枠の中に模範解答を書き込むように。

マニュアルが嫌いだけど、あると安心するように。

新しいことを始める前に前例を探してしまうように。

本当は枠なんかなくて、枠の外には無限の可能性が広がっている。

自分が思いつく事なんてどうせ誰かがもうやってる。

そうやって勝手に限界を決めているのは自分自身。

「枠に囚われている」という前提に立つこと。

今はないけど、あったらワクワクするものを探してみよう。

ドラえもんはまだいなくても、AIの時代が到来している。

最初は誰にも共感されないかもしれない。

でも、それこそが枠の外に出ている証拠。

「ない型」思考のはじまりだ。

東海地方ゆかりの発明家の言葉が思い出される。

「障子を開けてみよ。外は広いぞ。」



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最後まで読んで頂きありがとうございました。


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