モチベーションというものはすぐに現れて、すぐに消えていく。構造を知って対処するセルフマネジメント
モチベーションとは
こんにちは、FromToでブランディング・クリエイティブを担当しています八木です♪
突然ですが、私たちって日々意思があり、意思があって動いていますよね。
でも、意思じゃないものも私たちを動かしています。
それは「モチベーション」です。
私たちを動かしている“モチベーション"とは一体なんなのでしょう??
それは「感情」が動くときに現れたり、消えたりしていきます。
行動に偶然はありません。 なぜ相手がそういう行動を取ったか、
あるいは取らなかったのかには、 そうさせている感情があります。
私たちUIUXデザイナーは顧客の行動の奥にある欲望・感情をデザインしますし、多くのリーダーはチームメンバーのモチベーションをデザインしていきます。
そしてまず大事なのは、自分自身のモチベーションをマネージメントするということ。
だってその「モチベーション」
びっくりするくらいすぐに現れては消えていきませんか笑??
私はこのような「モチベーション」や「well-being」の分野に前から興味があり見たり調べたりしています。
そんな私も日々モチベーションが高くいられるわけではありません。
特長として
・拡散型:自分の興味関心のみにエネルギーが集中する
・受容型:自分の周りの人がハッピーかどうか気になる
・討論者型:意見を聞いたり言ったりすることが好き
などの傾向が強い人間です。
ルールが固まっていたり、興味関心がないことを行うのは苦痛と感じます。
しかし、社会生活を営む中で自分が好きなことだけ行うわけにはいきません。
今回は、私の実体験を踏まえたモチベーションを上げる、または下げさせない心理学をいくつかご紹介します。
ではどうぞ〜!
行動を先に、感情は後からついてくるの術
キャンディ効果
「小さなものをあげるとやる気UPする。仕事前に気分を良くするお土産を作る」
これは有名ですよね。
ちょっとした手土産を渡すと好感が得られたり、やる気がUPする効果です。
私は毎朝、豆から挽いたコーヒーを準備しています。
豆のコーヒーは自分自身にとってのちょっとした贈り物で、ほっこりした気分になりますし、「よし!仕事するぞ」とスイッチが入ります。
存在承認のようなものだと思っていまして、何かをもらうと「私という存在を認めてくれている」と嬉しくなります。
朝の挨拶は実は「存在承認」の表れそのものだと思っています。
挨拶をお互いにする職場は活気もあることでしょう。
逆に挨拶もしない職場の雰囲気は皆さんもお察しの通り雰囲気が悪いですよね。
これでは仕事のモチベーションも上がりません。
リアルやリモートに関わらず、朝の挨拶は笑顔ではっきりとみんなの顔を見て言う。
それがモチベーションアップの近道です。
2か月ごとに楽しみを設定する
「楽しいことを計画すると、その計画に向けてやる気は2か月続くが、過ぎたあとは2週間で元に戻る」
そもそもモチベーションは維持できないものとして理解することです。仕事でも「このチームで頑張るぞ」と思っても、2週間くらい経つと通常運行になっていませんか?
そういうものです。
会社目標や個人目標は2ヶ月くらいのマイルストーンで区切り、そのマイルストーンの先にご褒美を用意しておくといいです。
私は旅行が好きなので、プライベートでは旅行を、
仕事ではメンバーがフルリモートなので、2ヶ月に一回は誰かしらのメンバーと直接会うことを楽しみとしています。
また、弊社では月末に「チャレンジmtg」という1ヶ月を振り返る会を行っています。
「チャレンジmtg」はメンバーが双方向にお互いの「良かったところ」「もっとこうした方がいいところ」「期待すること」を伝え合います。
お互いに見ているよという心理的安全性や、ちょっとした承認欲求、客観的な自身の課題がわかり、有意義な時間になっています。
「チャレンジmtg」もメンバーにとっての「ご褒美」になっているのではないかと思います。
他人との比較より、過去の自分と比較するほうが努力しやすい
どうしても他人と比較してしまう生き物が人間ですよね。
ロールモデルやパーツモデル、ライバル視する人がいることが、悪いわけではありません。
実は、短期的には他人と比較して「ああなりたい!」という思いをガソリンにする方がモチベーションが上がります。
ただ、これは短期のみ効果を表ます。
ずっと他人と比較をしているとモチベーションはだんだんと下がり、自己肯定感も下がります。
そう、どこまでいっても自分は自分で他人になることができませんから。
長期的にモチベーションを維持するには、過去の自分と比べてどうなったかを比較しましょう。
少しだけどこれができるようになった、
自分の成長がわかると少しずつの自信が積み重なって、長期的なモチベーションにつながります。
いつも元気で自信がある人は、他人と自分を比べてはいませんね。
人を思いやるように自分にも質問してみる
仕事がいっぱいいっぱいな時、プレッシャーのある仕事が迫っている時、「自分ならできる!」と自分自身を鼓舞していませんか?
そして自分に言い聞かせるほど、なんだか余裕がなくなって心がすり減っていきませんか?
断定は心に余裕をなくし、モチベーションが下がっていきます。
例えば、誰かに何かをお願い事をするときに、「これ、できそうですか?」「お願いできますか?」と相手のことを考えて余白を残した聞き方をすると思います。
自分に対しても同じです。
断定ではなく、誰かを思いやるように自分にも優しく質問してみる。
「私できそうかな?どうかな?」と。
そうするともう1人の自分が「大丈夫。きっとできるよ」ときっと言ってくれる。そうするとなんだか勇気が湧いてきて、優しい気持ちになります。
私もこの感覚は分かります。
仕事がたくさんあって大変だ。でも自分ならできる!
ではなく
仕事がたくさんあるってハッピ〜!私できるかな?うん、きっとできるよ。
と変換しています。
文面だけでも大分柔らかくなったと思います笑
自分を頑張らせるのって辛いんです。だから優しく聞いてみてください。
個人的に最近一番使っている事例です。
最後に
いかがだったでしょうか?
どれもシンプルで人間くさい。
「なんだそんなことか〜」と肩の力が抜けるようなことばかりです。なんとなくそう感じていて、すでに実践してる!という法則もあると思います。
ふとした場面で、思い出し、実践いただいたら嬉しいです。
ではまた次回お会いしましょう♪
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