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ハルのZ世代社員が語る、ニューノーマルな時代の働き方

今注目を浴びている、1990年代後半~2010年生まれの若者(今の10代~20代前半)を指す「Z世代」。
生まれたときからインターネットが普及していたことから、デジタルネイティブとも呼ばれています。「Z世代」という言葉はよく聞くものの、実際30代以上の方とどのような違いがあるのでしょうか?
 Z世代のリアルな声を聴くため、ハルのZ世代社員3名で、2つのテーマについて座談会を行いました。


■リモートワークが当たり前となったコロナ禍。

みなさんが入社されたときはコロナ禍でしたが、コミュニケーションに不安はありませんでしたか?

曽我 私は19年入社なので、1年だけコロナ禍になる前の経験があります。流行前は、毎日出社していましたが、感染が拡大した2020年の4月から2か月間、ほぼ全社員リモートワークになりました。そこからSlack が導入されたり、コミュニケーションの形はチャットが基本になりましたね。
 私はコロナ流行初期真っ盛りの2020年4月に入社して、すぐに自宅待機になりました。初めて手にした携帯はスマホで、LINEでのコミュニケーションが基本だったので、Slack は違和感なく使えました。一方でメールに慣れていなくて、かなり苦戦したのを覚えています。
石黒 私が入社した2021年4月頃にはもうリモートワークが当たり前になっている環境でしたね。特に自宅待機もありませんでした。社用携帯の配布もあって、居場所に関わらずすぐに連絡が取れる状態だったので、テレワークの方とのコミュニケーションも特に問題なくできていました。

チャットでのコミュニケーションは一気に広まりましたね。

 今ではリモートワークも普及して、移動時間が無くなるなど便利なことも多いですが、雑談の機会が減ったのは少し寂しいなと感じます。ですが、少し前にハル全社員参加の雑談用Slack「ほっとスルー」が開設されてからは、リモートワークメンバーだけでなく東京スタッフともコミュニケーションが取れるようになったので嬉しいです!
曽我 私は京都に住んでいるので、移動時間がないリモートワークには助けられています。畑さんがおっしゃるように雑談は減りましたね。ほっとスルーでみなさんのやりとりを見たり発信することが雑談代わりの息抜きになっています。
石黒 コロナ禍でのコミュニケーションでいうと、入社してからみなさんのマスク姿しか見ていなかったので、リモートワーク中にZoomでマスクなしのお顔を拝見できたときは嬉しかったですね。Slack でのやりとりも、メールほど堅苦しく書かなくて良いので効率も良いですし、絵文字も使えて感情が伝えやすいなと思います。

■仕事はずっと続けたい。

ここまでみなさんのコミュニケーションの取り方について聞いてきましたが、もう少し「Z世代の考え方」を深掘りしていきたいと思います。世代別でさまざまな考え方がありそうな、「働く理由」について教えてください。

 働く理由! 難しいですね…。働く理由というよりは人生の指針みたいなものですが、「どうせ生きるなら、周りの人を幸せにして自分も幸せになれたらいいな」っていう考えがあって。一言で言うと「人の役に立ちたい」というのが大きな働く理由になっていますね。
石黒 私は自分の知っている世界はすごく狭いと思っていて、仕事で初めて知る世界がたくさんあって、自分の世界が広がる感覚がすごく楽しいというのが理由のひとつにあります。自分の世界が広がったら手の届く範囲が広がって、そこからできることが増えたらいいなと思っています。
曽我 私は「3億円あったら仕事をやめて画家をやる」みたいな、生活費のためではない活動をしたいという欲求があるのですが、でもお金があっても働き続けるだろうなとも思っています。石黒さんもおっしゃっていたように、仕事を通して世界の解像度が上がっていく感覚が楽しいなと感じています。

「お金を稼いで豊かな生活をしたい」とか、「出世したい」というところではなく、生きがいにも近い考え方が多い印象ですね。

曽我 あとは、結婚・出産を経ても仕事は続けて一人で生きていける力はもっていたいですね。
石黒 私もワークライフバランスを大切にしながら、長く働いて社会とのつながりをもっていたいなと思っています。
 私もみなさんと同じく、一人でも生きていける力をもっていたいので、どんなライフイベントが起きても働き続けたいなと思います。そのために自分自身のスキルを磨き続けることも必要だと感じています。


ハルのZ世代のリアルな声、いかがでしたでしょうか?共感できる部分もあれば、意外な考え方もあったかもしれません。みなさんの身近なZ世代とのコミュニケーションの参考にしていただければ幸いです。

【はるかぜについて】
「はるかぜ」とは、ブランディングの株式会社ハルに在籍し、専門分野をもつ女性スタッフによるマーケティングチームの愛称です。
それぞれの知識・ノウハウを活かして、エンドユーザーのニーズに即した女性視点のマーケティング施策を提案しています。
HP: https://harugakita.co.jp/promotion/harukaze/

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