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【留学したいけどなにから始めたらいいかわからない人へ】アメリカ留学したかった私がウィーン留学を経て32歳でなんとかドイツ留学に行き着いた話

こんにちは!アラサーでドイツへ音楽留学をしたバイオリニストのハルカです。31歳で渡欧して、現在ドイツの国立の音楽大学で音大生をしています。日本でいう大学2年生です。

大体の正規留学経験者の方は30歳を超えて、という方はいないので私はかなり特例だと思っています。でも実は留学については10代のころから調べていて20代前半でチャンスがあったのですが諸事情あり(割愛/他の記事参照)30歳を超えての留学となりました。。。

この記事のテーマ、【なにから調べたらいいかわからない!という全人類対応🌏👥の留学相談サービス】については下部にスクロール!

手っ取り早く自力でやるわ!という方は以下の記事もおすすめです。


オンラインバイオリンレッスンの延長として、できる範囲でですがドイツ音楽留学相談サービスをしていたところ、お問い合わせの段階で【留学についてどうすればいいかわからない、でも留学がしたい】というお問い合わせがよく届きました。
お問い合わせをしてくださるご本人さまですらゴールが明確じゃない、という、ことが多々あり、以前までは一歩踏み込んだ相談までしか受けていなかったので、相談内容によってはお断りすることもありました。。。

でも、そういう方ってとてもたくさんいるのではないか?と、留学に憧れていた高校時代の私を思い出しました。

つまり、なにをどうやって検索したらいいかわからないんですよね!!!!

私もそうでした。とにかく海外で勉強したい、立派な理由がなくても、きっかけはそれでもいいと思うんです。海外が合わなければ日本に帰って来ればいいんだから。

私が高校生の時と比べて、当時に比べてインターネットで情報を得やすくなったこと、習いたい先生に習っている人とSNSでコンタクトが取りやすくなったこと、海外で学ぶ日本人がたくさんいること。
海外に自由に渡航できない、あの地獄のようなコロナ禍が終わって、海外にも自由に行き来できるようになりました。

いまは円安ですが1度しかない人生、円高に戻るかどうかはだれにもわからないことです。それよりも、後悔しないことが一番。学生ビザだと現地で生活費を稼ぐくらいのバイトもできます。女性の場合、婚期や出産適齢期などあるかもしれませんが現在どこにいても誰にでも会える時代です!

今の時代、海外留学=才能のあるひとしかしてはいけないもの、ではなく、学びたいひとが学べる選択肢のひとつ、だと思っています。ハイレベルな大学もありますが、大学によっては受け入れる生徒の人数が多かったり、入試→合否という流れではなく入試→そのままクラス分け、という機関もあります。

ということで、留学したいけどどうしたらいいかわからない〜なんとなく憧れだけで留学を夢見てきていた私のこれまでのお話をしたいと思います。

アメリカに留学したかったけど…



私が憧れていたバイオリニストはアメリカの音楽大学をでていました。そして憧れのバイオリン奏法も全てアメリカにある!とアメリカンドリームがあったのですが、私の家の経済状況では無理だということがわかり、泣く泣く諦めました。当時、学費が年間300万くらいだと知り驚きました…もちろん奨学金も充実していますが生活費もかかることを考えると諦めざるを得ませんでした…

もし親御さんがアメリカに行ってもいい!という財力、またはサポートや金銭的余裕がある、という方はアメリカも留学の候補でいいと思います!

英語が話せる国にいきたかったけど…




英語なら中学生から馴染みがあるものだし、英語以外の語学を学ぶなんてハードルが高い!と思っていました。

わたしの師匠や仲の良い友達がイギリスに留学していたこともあり、一時期イギリスも考えましたが、物価や学費が高いことで諦めました…

フランスに留学した先輩がいたのでフランスについても調べました。フランスといえばフランス語が堪能でないといけないのかと思いきや、英語でもレッスンが受けれる大学もあるということで、フランスも候補の一つでした。ただ、フランスも物価や学費が高く、諦めました…

なにが譲れないポイントか?



アメリカ、イギリスやフランスは私の場合物価や学費の金額で諦めました。やはり田舎の一般家庭だと1年の学費=親の年収くらいになってしまいます。日本の音大でも卒業するまでに2000万円くらいはかかる、ということもあり一般大学に進学しました。。。そのくらい、私にとって金銭面が譲れないポイントでした。

人それぞれによって諦めるポイントも異なるので、とりあえず調べてみましょう。ちなみに私は、20代前半の留学適齢期で、親に留学を反対されたらとロスタイムを経験したことでお金でどうにもならない年齢制限で条件に合わなくなり、可能性はかなり狭まりました!

【受験資格がないことが受験1ヶ月前に判明!?】留学エージェントに相談して大失敗したこと

私は日本の一般大学を卒業して、そのあと音楽科のある日本の大学院へ進学しました。その後、周りがウィーンに留学していたこともあり、勝手に親近感を覚え、ウィーンへの留学を考えるようになりました。

ウィーン(オーストリア)の音楽大学にはポストグラデュエイトコースといって、マスター(大学院の修士課程)を経た後の1-2年、大学に在籍して演奏を学べるコースがあります。あまり長く海外に居たくないと思っていたので1-2年くらいの留学が自分にとってベストだと思っていました。とはいえ、とてもハイレベルで競争率が高い、というか、やはり内部生がとても有利なのでイチかバチかの挑戦ではあったのですが、ウィーンに留学の下見に行ったり、運良く紹介していただけた教授のレッスンを受けて「受験していいよ」と言われていたので挑戦することにしていました。

その音大に留学している友人にも相談していたのですが、海外留学エージェントに相談していました。エージェントによると、音大を出ていなくても音楽科のマスターをとっていればポストグラデュエイトに進学できる、とのこと。

満を持して準備していたところ、入試の1ヶ月前にウィーンの音大の事務局から「あなたのマスターの修了の資格は、演奏学科となっていて、バイオリン科という記載はされていないから受験できません」とのことでした。それを知った時の絶望と言ったら・・・・血の気が引きました!
そのため、ウィーンでは滑り止めの予定だった音楽院を急遽受験して1年滞在することにしました。

もちろんエージェントを責めるつもりはありませんが、このような可能性があるということは普通に考えてわからないものですよね。。。事前に確認しておけば早めに対策が取れたのに、と思いました。でも、誰もそんなことは教えてくれません。全てが自己責任です。

最終的にドイツ留学にたどり着いた簡単な経緯

ウィーンの音楽院に1年留学しましたが、もともと行きたいところではなかったので不完全燃焼で日本に帰国しました。28歳での日本への帰国、10代から憧れていた留学が親からの反対をきっかけに無力なまま日本にまた帰ってきてしまった…と絶望の日々を過ごしました。

20代前半で留学した方が合格しやすいので、年齢制限さえ突破できればよかったのに、と思っていた矢先、古楽科なら年齢制限がないこと、元々バロック音楽が好きだったこと、ドイツは国立の大学なら学費が無料であることから、東京で3年間死ぬ気で貯金して、1年ワーキングホリデービザでドイツで日本食レストランでバイトして現地のドイツ語学校に通い、レッスンに通い受験準備をして、夢が叶いました。長い道のりでした。

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以上を踏まえて、留学したいけど何から手をつけていいかわからないし何にもプランは立ててないけど、とりあえず話を聞いてもらって、何かを突破したい!という方向けの留学相談サービスを始めます。将来的に留学するかどうかわからなくてもいいです。

私自身、留学サポートのエージェントではないこと、他の国の事情については国や学校、細かく言えば学部やその教授によって条件が異なってくるので答えられないこともありますが、「こういうところにこういうふうに質問すればよいのでは?」というようなサポートができると思います。

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