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日記だから

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べたな日記です
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#赤坂

張り子の住所が無くなる話/Disappearance of the Paper Tiger

張り子の住所が無くなる話/Disappearance of the Paper Tiger

English translation follows after Japanese.

夕方、9年以上近く使っていたリージャス青山一丁目、通称「プラースカナダ」が閉業する知らせが入る。
驚く。一生存在するのかと思っていた…!
2012年に帰国した際、従妹と下見に訪れた。それから受付嬢は20回以上は変わったと思う。しかし自分自身がこのオフィスを使ったのは、せいぜい3回ほどだから実際のところはもっと

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順番がある。夕べの祈り。

順番がある。夕べの祈り。

朝、犬にご飯をあげると食べない。

起きてきた夫が「食べないの?」と声をかけても、壁に半身を寄せて右後ろ脚を伸ばして横座りするいつもの形で

ん~っと

と言う。

「ほら」と夫が一粒口に入れてやる。そのままぽろっと落とす。

いえ、ちがうんです

と言う。

「病気かな?」「病気じゃないよ」と人間が会話する。

夫がヨーグルトドリンクを飲み終わって、グラスをなめさせてやる。なめ終わると、犬はその

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金子様が教えてくださった黒柴のDNA、犬が与えた勇気

暑い

これ以上書きようがないほど暑いと思ったら、風が吹いた。
涼しい風だった。

鶴見川沿いを犬と歩く。町田市は、農家を営んでおられた(orおられる)地主さんの広大な土地が開発されてできた場所だから、歩いていると良く、まるでパッチワークの中の一枚の生地のように、突然墓地に行きつく。墓碑は全員が、あるいはほとんどが、同じ苗字だったりする。
今日の日本人のお名前は「金子様」だった。

墓地の横には大

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高校生が始めたビジネスの今 in 赤坂。

高校生が始めたビジネスの今 in 赤坂。

今朝、赤坂を散歩していたら、双子のライオン堂書店に、マスクをした小ライオンが二匹、「積ん読解消」と話しているイラストが描かれていました。営業時間はサイトで確認のことと、あります。夫と何度か参りましたが、行くたびに積ん読が避けがたくそして高く増えてしまう、あまりにも危険な場所でした。

後でネットで見ると、以下のようにあります:

双子のライオン堂は、2003年にインターネットの片隅で誕生しました。

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