現役もやし屋さんによる麹つくり講座に参加してきました!!
京都で360年以上の歴史を持つ菱六もやし助野社長による、本格麹つくり講座(3Days)に参加してきました!
会場は、かつて同じく種麹屋さんであった建物をリノベした「京都もやし町家」。
昨年春に助野さんに出会ってから、いつも講座のご連絡を頂いていたのですが、なかなか予定が合わず(京都での開催ですからね!)、かねてより「参加したいな〜」と思っていました。
日本全国から集まった30名超の参加者の皆さんは、アムステルダム在住の発酵講座の先生や、奈良県の自然栽培の農家さんや、沖縄のもずく漁師の女将さんなど、ツワモノ揃い。
中でも、京丹後の白杉酒造の蔵人である松本さん(ガチの作業着で参戦)は、特に酒造りの麹造りについて補助説明をしてくださり、とても勉強になりました。
多分、三日間で一番たくさんお話しました。
↓慣れた手さばきで、種切りの作業をする松本さん。
とても真面目だけど尖った部分があり、素敵な方でした。
三日間にわたる講座は、蒸しの作業から始まり、途中で座学を挟みながら、種切り〜切り返し〜盛り〜出麹まで行います。
「自宅で気軽にできる麹つくり」というよりは、麹屋さんが行なっている作業をそのまま見学するような、本格的な内容です。
座学も質問内容もかなりマニアックで、若干ついていけない部分もありましたが、奥深い麹の世界にどっぷりと浸かり、知的好奇心のカタマリと化しました。
実際の作業を体験すると、新たな疑問がたくさん浮かび上がりますね。
とにかく、温度が大事!!
こちらはインスタ映えする煉瓦積み。
麹菌が発熱するので、温度を上げ過ぎないための積み方です。
結果として、蒸しの作業で少し水分が足りなかったことや、ムロの温度湿度があまり上がらなかったことから、麹のはぜ具合がいまいちな結果となってしまったのですが、それはそれで、とても勉強になりました。やはり、蒸しの作業は本当に大切なんだなあ。
…いやしかし、しつこいようですが、本当に濃密な三日間でした。
日中は講座内容を全力で吸収し、夜は全力で飲み歩き。笑
初日の懇親会後は、ずっと行ってみたかった「たかはし」さんで、燗酒の秘儀を目の当たりにし、店主と盛り上がって朝4時までハシゴ酒したり、最終日はなぜか鴨川で夜を明かしたり。笑
京都にいる時間が大切すぎて、寝る時間ももったいなく、とにかく全力で学び、遊び尽くしました。
そんなこんなで仕事が溜まりに溜まり、現在パンク寸前ですが、集中して一つ一つこなして行きたいと思います。。
(ざっくりとしたレポートですみません。。)
京都で出会った皆様、本当にありがとうございました!!