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ヴァージニア・ウルフも暮らしたCharleston House【イギリス社員旅行】

みなさんこんにちは!

今回は社員旅行で訪ねたイギリスの田舎町、イーストサセックス・
ルーイスにあるCharleston Farmhouseについて振り返ります。

Charleston Farmhouse 正面

Charleston Farmhouseへ行った理由としては、イギリスの小説家ヴァージニア・ウルフ、経済学者ジョン・メイナード・ケインズや画家のロジャー・フライを含む、芸術家と知識人たちのサークル(ブルームズベリー・グループ)が共同生活をしていた家だからです。それぞれ専門分野を持って活動していた人たちが集まり、作品を作り、企画をコラボしたりして住んでいたことから、私たちのデザイン事務所としては、同じクリエイターの集いとして学びも多いのでは、ということでした。

ツアーに参加した時の様子をシェアします〜。まずはキッチンから。

イギリスのAgaアーガストーブの上に飾られているお皿に描かれているのは、
ヴァージニア・ウルフが生まれ育ったロンドンの実家だそう
ウルフの甥にあたるQuentin Bell が作ったマグカップたち
The Garden Room 暖炉の上にはダンカン・グラントの絵
窓から庭が見渡せるライブラリー

お部屋ひとつひとつにテーマがあって、
家具やドアなどに直接絵が描かれていたりして、
ちょっと抜け感と遊び心があって本当にかわいい。。。

アトリエの隣のベッドルーム
お風呂にもアート
目玉はアトリエ
チャーミングなイングリッシュガーデン
遊び心溢れる庭

ちなみに、ブルームズベリーグループは時代に先駆け、同性愛に理解を示していたそう。隣接しているギャラリーでは、 同性愛をテーマにした展示が。作品がかなり過激だったので写真は撮りませんでした(笑)普通に空いていたので入って観終わった頃に、怒って入ってきたスタッフから「ここはまだ準備中!立ち入り禁止です!写真は全て削除してください」と大分時間が経ってから追い出されました。でも「何も書いてなければ、鍵もかけてないじゃん!」と言い返す人も。イギリスは自己主張強めのほうがいいのかもしれません。

Very Private? ちょープライベート展は来年3月まで

同じ敷地内のカフェCaccia & Tailsではサラダとズッキーニクレープを。

おしゃれな敷地内カフェCaccia & Tails
ベジタリアン・オプションのサラダ。
温かったら絶対美味しいズッキーニクレープ。

私はずっとイギリスに住んでいるので、
外の国の文化に目を向けがちなのですが、
改めてイギリスの芸術が詰まったお家で、
ブルームズベリーグループという共同体が生み出した
文化遺産に触れることでき、
とても充実した社員旅行でした〜!
皆さんもイギリス南部に行くことがあればぜひ足を運んでみてください。


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