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ロンドンでお節を作ったら、内面が整ったお話。

今更ながら、新年おめでとうございます。
「松の内」は1月15日までということらしいので、
ギリギリでこの記事を書いちゃおう、と思いました。

皆さんはどんな年末年始をお過ごしになりましたか?

イギリスの年末年始の過ごし方といえば、
大晦日にテムズ川沿いのカウントダウン花火を見に行き、
お正月はゆっくり家で過ごすというのが一般的。
(一大イベントはクリスマスなので)

私は、日本人の家庭で育ったので、
子供の頃からロンドンにいながら、
大体年末は「紅白歌合戦」をJSTV(日本語衛星放送局)で観て、
両親の手作りお節を食べてきました。
(家の中は日本、家の外はイギリス)

そして、お節がないお正月は、
「どこか物足りない・・・」と思うように。

去年は旅行で年末年始を日本で過ごしたにも関わらず、
ホテル住まいだったため&リサーチ不足で、
思うようにお正月の食べたいものが食べれませんでした。
いつもよりもなんだか「いいスタート」が切れなかったと心残り。

「三が日の過ごし方でその一年が決まる」といいますが、
個人的には、年始からインフルエンザにかかったりと、
そんな気がしなくもない、と感じました。笑

ということで、今回の年末年始は、
元気にスタートをきる!という思いを込め、
ロンドンで手作りお節に挑戦することにしました。

今年はワンプレートではなくお重のお節に挑戦。

お節を注文できるサービスはロンドンでもいくつか存在しますが、
せっかくなので自分で作った方が
達成感が得られる&
良いエネルギーが循環するのでは?と思い、
三日かけて少しづつ作ってみることに。

考えてみれば、今ってすごく良い時代〜
Youtubeで無料で世界中のどこにいても、
「お節の作り方」を検索すれば、作り方を教えてくれる。
一昔前よりも、海外にいながら、様々な面に置いて、
日本食を食べるハードルが下がっている。

明太子や数の子など、日本の食材は
日系スーパー Japan Centre や Natural Natural で調達。
手に入らない食材などはアレンジです〜。

まだまだ、両親が作るものには敵いませんが、
去年よりも出来ることが増えると、素直に嬉しい。
自分の成長も図れる物差し的なイベントになりつつある。

お節を自分で作って、形で表れる達成感を味わい、
同時に食材の意味を考えながらいただく。
自分と向き合う時間をお正月に設けると、
やっぱり、ものすごいエネルギーが湧いてきた。

ジャーナリングのように、「お節を作る」
というリチュアルが内面を整えてくれるのだと確信。

いい一年の幕上げになった気がするので、
これからも、わざわざロンドンで続けていきたい。

日本のお正月文化、好きです。

伊達巻はお箸を挟むのを忘れてしまったので来年



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