社会実験特集①三条通で遊んでみよし
しばらく投稿ができていませんでしたが11月に社会実験を3つ実施したので3回に分けてご報告しようと思います!
三条通で遊んでみよし
11/6(土),11/7(日)に京都市三条通で実施しました。一部区間を通行止めとして、道路や空き地を家の延長上として使ってもらおうとベンチやスツール、クッションを置いて、休憩できる箇所を設置しました。
他にも道路でチョークを使ってお絵かきできる場所やワークショップの体験ができる場所、井戸端会議をする場所など様々なことを道路でしてみました!
普段の道がこんなにいろんな使い方をすることができるんだと気づいて頂くきっかけになったと思います。
あと、うれしかったのが近所に住んでいる子供連れの方々がたくさん来て下さったことです。普段はあまり、子供の姿を見ることが少ない通りですが子供が遊んでいる様子をやさしく見守る周りの方々がたくさんいて、とても微笑ましい光景がたくさんありました。
通行止めにするということ
社会実験のために2区間ではありますが自動車を通行止めにしました。また、自転車も押し自転車をお願いするように呼びかけを行いました。
社会実験をするにあたって、通行止めが発生するため、周辺の地域の方には事前にチラシを配布し、通行止めになることを周知しました。その他にも地元の方々を中心に沿道のお店や自治会には1件1件説明に行き、合意を得るように準備をしてきました。
このように楽しいことを実践するにもみんなが使える道だからこそ、いろんな方へ与える影響を考えて、共感を得ていくことがとても地道で大切なことだと改めて感じました。
また、この取り組みはいろんな方の協力があってできたことであり、三条通まちづくり協議会が中心となって、今まで構築してきた地域との信頼関係の上で成り立った社会実験だったと思いました。
社会実験の効果
何気なく通っている道がこんなにも楽しくて快適な場所になるんだと実感いただいた方がたくさんいたと思います。交通量調査やアンケート調査等を行いましたがその結果は満足いただけたものだと思います。
また、普段の三条通は常に自動車や自転車を気にしながら歩く必要がありますが通行止めにしたおかげで安心して歩ける道になったと思います。普段は道の端を歩いていた人々も実験中は道の真ん中を自由に歩くことができました。
さらに、普段は通り過ぎる人が多い三条通にたたずむ人が増え、様々な活動をする人々がみられました。
次にどうつなげるか
社会実験を実施したことで新しい道の使い方に共感いただいた方はたくさんいたと思います。そして次にどのようにつなげていくかがこれから大切になります。
共感をした人たちとともに一緒に活動していく仲間を増やし、さらによりよい空間としていくことで地域にとって、居心地の良い場所となり、コミュニティーとして地域を支える場になるのではないかと思います。
道は様々な人が使うからこそ、何かを始めるにはとても大変なことも多いです。でも始めることができればそれに関わることへの間口は大きく、どんな人でも関わりやすいとても可能性に満ち溢れた空間だと感じています。
今後も私は三条通の一ファンとして微力ながら関わっていくことができればと思います(^^)/たくさんおいしいお店、楽しいお店がありますので是非、みなさんも訪れていただければと思います。