息子の言語の話 Vol.4
(この記事は私が8月初めにFacebookに載せたものを個人情報が分からないように再編集したものです)
息子は最近宇宙語を盛んに話しております👽が、その中にはパターンや法則があり、「こ、こやつ自分が出せる音、使えるものを最大活用してこちらとのコミュニケーションを取ろうとしておる😵!」と気がついたので、それをまとめます✏️📖
目下、彼が使用(能動的受動的に)する言語パターンは以下の4つ↓
①多少変でも大人語と同じ言い方をするパターン
「パパ、ママ、イエイエ(中国語でおじいちゃん)、ナイナイ(同おばあちゃん)」「でーじ(大事)」「ワンワン」「コロコロ(掃除道具の)」等。
②大人語を自分の言える音に変換して発話する赤ちゃん語パターン
「マ🍌」「パー🍞」等。あと万能語「ねんね」!
③現在の自分の発声能力では無理だからベビーサインで伝えようとするパターン
「ブロッコリー」「牛乳」「もっと」「水飲みたい」他。
④彼が能動的に発するわけではないがこちらの言うことは分かってるパターン
「ダメ」「こっち来て」「ちょうだい」等。
①は、言いやすい2音節繰り返しが多いです。「ワンワン」は赤ちゃん語だけど、大人もそう言ってるのをそのまま真似してるので大人語と見なします。
面白いくて着目すべきは②と③🧐
②は、今のところこのような感じです。
「マッ!」→バナナ🍌
「パッ!」→おばあちゃんのガラケーで遊びたい(ガラケーを「パッ」と開いて遊ぶから)
「パーー」→パン🍞
「ばぁ〜」→「いないいないばあ」とこちらが言うとそれに合わせて言ってくれる
「モッ!」→桃🍑
「ねんね」→万能語。おばあちゃんも、おばあちゃんに似た妙齢の女性も、だっこも、食べたいみたいな欲求も、本当のねんね😴もこれになる。おばあちゃんは本当は「ナイナイ」だけど「ねんね」っぽい音になってること多い😅
それぞれ赤ちゃんなりに言える音と大人語の音をすり合わせて作成している感じで、とても面白い🤩🤩🤩
さらに興味深いのは、微妙に音の高さを変えて、音が被らないようにしている(ガラケーとパンは両方パ音だけど言い方が違う)!
あとバナナも、とりあえず最初の音を取るんだったら「バ」になるけどそうすると他の「バ」や「パ」の語に被っちゃうから「マッ!」を採用したらしい…天才か?(←親バカです)
③のベビーサインで伝えてくるのは
「ブロッコリー」「牛乳」「のり」「キウィ」「もっと」「水かお茶飲みたい」「散歩行きたい」「おしっこ出た」「あそこに帽子がある」「歌歌って」「音楽聞こえるね」「おやつ食べたい」「電気ついた」「(蓋を開けたり物を拾ったりするのを)手伝って」「おいしい」「お片づけ(拭き掃除も)する」等。
これらは音声言語では言わず、手だけで伝えようとします。元々の音が難しいからだと推測されます。
逆に②グループのすでに音声で言える言葉は絶対にベビーサインではやらないです。
たまにベビーサインを習う際の懸念事項として音声言語の習得が遅くなるのでは?と言うことが心配されてますが、ベビーサインの先生やベビーサイン協会の見解としてはそんなことはないそうです✨逆に、コミュニケーションの便利さを知って、音声言語の習得も早くなるそう😁(音声言語を習得したら、ベビーサインは自然に消滅していく)
確かに息子の様子を見ると、ベビーサインと赤ちゃん語をうまく併用してるように見えます。
1人の赤ちゃんに対してベビーサインを教えるパターンと教えないパターンの同時検証は無理なので最終的なところはなんとも言えないけど、音声言語とともにベビーサインがあるのは彼にとっても大人にとっても便利なように見えます🎀
あと数日前にびっくりしたのは、ナイナイが中国語で
“喝点儿水吧!”(お水飲みなさい)と言ったら、水飲むの口を指さすベビーサインをやり始めたこと😵💦別に水を持ってたわけでもないので、中国語を理解したということで良いのでしょうか?週1回しか聞いてないんだけど…。これを見たナイナイは腰を抜かしそうになりました😵💫
子供の言語発達マジでスゴイっす🥳