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愛おしいと思えたなら。


「ウギャア、オギャア」

朝から聞こえてくる赤ちゃんの泣き声に笑みが溢れる。

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電車の中でワンワン泣き叫ぶ赤ちゃん、公共の場で楽しそうに駆け回る子どもたち。

そんな子どもたちを見て「うるさい…」と思った経験、誰しもがあると思う。


もちろん、私もうるさいと感じたことや今静かにして欲しいと思ったことなんて山ほどある。


でも、そんな私でも今聞こえてきた赤ちゃんの泣き声を聞いて「愛おしいな」と思った。

愛おしいと思える理由は3つある

愛おしいと思える理由は3つあると思う。

1つは、そもそも子どもが好きなパターンだ。

赤ちゃん、子どもが好きで泣き声を聞いても、愛おしいなとしか思わない人もいるだろう。


2つ目は自分が知っている子どもかどうかだ。

自分が知っている子ども。いわゆる、友だちや親戚の子どもだ。

全く知らない人に思いっきりぶつかられて「ごめんなさい」と言われるのと、知っている人に「あ、ごめんわざと。」と言われるのなら、後者の方が許せるだろう。


3つ目は、あなたの心に余裕があるかどうかだ。

これは、子どもが好きかどうかなんて全く関係なく、今のあなたが相手の気持ちになって考えることができるほどの余裕があるかどうかの問題だ。

忙しくて、電車の中でしか仕事ができない、そんな状況でワンワン赤ちゃんに泣かれたらどうだろうか。

いくら子どもが好きだったとしても間違いなくうるさいと感じてしまうだろう。


しかし、こう考えてはどうだろう。

「私もあんな頃があったんだろうな。お互い様だな」

赤ちゃんの気持ち、お母さんの申し訳なさそうにあやしている気持ち。

2人の気持ちを考えれば、「赤ちゃんが泣いている」という事実よりも、赤ちゃんに対しては「お腹空いたのかな?眠いのかな?」と気持ちを考えてあげられるし、お母さんに対しては「あやすのにすごく大変なんだろうな。私が手伝えることはないかな?」とGiveの精神で接することができるだろう。


要は、余裕があるときは相手の立場になって考えられる状態であり、余裕がないときは、自分が主語になってしまうのだ。


赤ちゃんの泣き声を聞いて「愛おしいな」と思えたなら、あなたの心はきっと余裕を持っているのだと思う。


一人ひとりが余裕を持ち、赤ちゃんのなき声を愛おしいなと思える世界になればいいな。










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