243.感情をコントロールする術を身につけたい
大きな失敗をしてしまって落ち込むこと。
うまくいかなくて悲しむこと。
なんでこうなんだと怒ること。
辛いことがあって塞ぎ込みたくなること。
人生いろんなことが起きて、その度感情の起伏が起こります。
ただ思えば、感情的になって良かったなぁという思い出はそうありません。
努めて冷静に、沈着に、物事に取り組むことが大事です。
という、机上の空論のような文言は頭ではわかっていますが、実際に当事者として何か物事が起こって気持ちが揺れ動いたら、そんな言葉尻はどこか吹っ飛んでいきます。
そうして、こう思うのです。
そうなんだけど、そうはいっても。
理屈じゃないんですよね。
そうはいっても怒るし、悲しむし、凹む。
この辺の心の動きと、何が問題なのかをちょっと分解して考えてみました。
久々に、徒然コラム的なやつです。
感情的になることが嫌なわけではない
そりゃ心穏やかに生きていれば楽かもしれませんが、楽なだけで人生何も大きな出来事が起こっていないという証拠でもあります。
ただ、感情が動くことがダメなわけでもなければ、個人の感覚的にそれが嫌なわけでもありません。
問題なのは、その後の行動が影響することです。
怒ろうが泣こうが、気分が上がろうが下がろうが、やると決めたことをやること、これがブレるのがよくない。
とすると、感情をコントロールしたいと思っているのは実は、「感情が動いてもその後の行動をコントロールしたい」という思いにつながるのではないでしょうか。
感情が動いた、その次の行動がその感情に引っ張られすぎていないか。
衝動的な行動ではなく、きちんと自分の未来につながる行動をしているか。
よく一次感情を横に置いて、二次感情で行動に移す、という話を聞いてきました。
都度都度、まだまだ未熟だなと自分で感じることがあります。
面倒くさいから、自分の未来につながる行動を後回しにするのか?
イライラしているから、収まるまで一旦不貞寝するのか?
衝動的に、メッセージを送ってしまうのか?
大きく感情が動く度、これをコントロールできればなと感じていました。
感情のコントロールではなく、行動をコントロール下に置く。
感情をコントロールする術は多分、行動をコントロールすることで身につくのではないでしょうか。
感情的になっても、今日やることをやりきる。
そういう人間に近づければ、きっとより物事が前進していくはず。
常に行動を管理下に。
腹が立つときはどう足搔いても腹が立つので、感情の発露は管理下にありませんから。
管理下にあることに集中する。
そうやって、自分の想像を超える未来を創り続けます。
自戒の意を込めて。笑