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188.片足を二塁につけたまま、 三塁にすすむことはできない
カナダの自己啓発作家、講演家、元弁護士のロビン・シャーマ氏の言葉です。
野球人として印象に残った言葉で、そこからいろいろと調べてみるとロビン・シャーマ氏は多くの名言を残されていました。
主に今回は、タイトルの言葉も関連している「リスク」について名言と共に考えてみようと思います。
片足を二塁につけたまま、
三塁にすすむことはできない。
進塁するときは必ず二塁から足を離します。当たり前ですね。
アウトになるかもしれないという恐怖と戦い、踏み出して全力疾走するという覚悟が必要です。
次に進むということは、相応のリスクを負う必要があります。
リスクとは、マイナスのイメージなのでしょうか。
次のステージへ、新たな世界へと飛び込んでいくのに必要なリスクがマイナスだというのは、果たして言葉のイメージが先行しすぎていないでしょうか。
枝の先はたしかに危ない。
だが、すべての実はそこにある。
危険も恐怖も、その先に行けるのですから、むしろプラスではないのでしょうか。
甲子園に行きたいのであれば、練習をする。
筋肉痛がきても、怪我のリスクを背負っても、辛くても、うまくなるためにする。
その場合、しない方がリスクです。
練習をやらない方が、甲子園が遠のくリスクです。
本当のリスクは何かを知ること。
僕の指針となった本のうちの一つ、「キャッシュフロークワドラント」に似たようなことが書かれています。
最後の7つのステップのうちの一つ「本当に危険なのは何かを知る」。
もはや、何もしないことが一番のリスクだというのは本当なのかもしれません。
さて、今二塁に足をつけていないでしょうか。
足をつけたまま、三塁に行こうとしていないでしょうか。
枝の先の実を、羨ましそうに見ているだけでしょうか。
何が本当のリスクで、何が本当に危険なのでしょうか。
一歩、また一歩。
踏み出し続けます。
二塁から足を離しても、別に現実世界ではアウトになったりしません。
牽制球も投げられることもありません。
そして、進んだら、戻ることはできません。
進むだけなのです。
帰塁はあっても、元に戻るだけでそれ以上後ろにはいきません。
確かに、挑戦と似ているかもしれませんね。
良くなるか、元に戻るか。
まるで二塁から三塁に進塁するように。
挑戦を続けます。