97.愛は、この世に存在する。 きっと、ある。見つからぬのは愛の表現である。その作法である。
太宰治の言葉です。
愛について、過去に一度書いたことがあります。
ただ、太宰の愛は少々歪で、特異で、特殊なものかもしれません。
太宰治は、愛に関する言葉をたくさん残しています。
https://rennai-meigen.com/dazaiosamu/
自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも名作を発表し続けて、私生活も乱れ最後は心中するという、なかなか壮絶な人生を歩んだ偉人です。
愛に溺れ、迷い、悩み、絞り出すように考えて。
愛の行先が心中だというのは、なかなか皮肉なものですが、それこそが太宰治という人間を表していたのかもしれません。
愛の表現。その作法。
どんな感覚で、どんな感性で、この言葉を残したのでしょう。
様々な形のある、愛。
あなたは、どう表現しますか?