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速読で読書のハードルが下がった話

今年の1月頃から、本を読む機会が増えました。理由は、思考力と前提知識のブラッシュアップの必要性に迫られているからです。

というのも私は医師からガチでデザイナーへの転職活動をしていて、これまで知らなかった企業・業界の理解や、この一風変わった転職の志望理由を面接でロジカルに言語化する必要が出たからです。

しかし、問題が・・・、「本を読むのにとにかく時間がかかる!」

しかし、速読にチャレンジしてみたところ読書のハードルが下がったので、記事にしてみました。

CULTIBASE流効果的な読書術

まず速読に興味があるみなさん、こちらのPodcastをぜひ聞いてみてください!!Anchor、Spotify、YouTubeで聴くことができます。

ミナベ・安斎の効果的な読書術|CULTIBASE Radio|Management #24

私はCULTIBASE Radioのファンなのですが、「人やチームの創造性を高める知見」についての話題、毎回とても面白いです!オススメ・・・!

読書術のURLにとんでいただけると具体的に速読家・ミナベさんの読み方が書いてあります。

ミナべさんのやり方をそっくりそのまま真似た速読にチャレンジしてみました。

速読にチャレンジ!

今回のお供はこちら。名著「1兆ドルコーチ」。IT業界のリーダーは、大体読んでいる印象があり、業界理解の一貫として読んでみました。

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アメフトのコーチ出身でありながら、優秀なプロ経営者。ジョブズの師であると同時に、グーグル創業者たちをゼロから育て上げたコーチ。アマゾンのベゾスを救い、ツイッター、ユーチューブCEOらを鍛え、たった1人で、シリコンバレー中の企業に空前の成功をもたらした伝説のリーダー、ビル・キャンベル。これまで謎に包まれてきたその驚くべき教えのすべてがいま、初めて明らかに―。(「BOOK」データベースより)

まずざっと目次に目を通し、10分で1冊読む。コツはページを面で捉えることです。こうすると、見出しと、自分の馴染みがあるワードが目に入りました。

全体像は掴めました。

次に、30分でもう一度読むつもりが、じっくり読んでしまい、失敗。・・・。1時間半かけて75ページ(全体で290ページ)読んだところで読むのをやめました。

失敗しました。

速読に失敗してから2日経ち、再度トライ!次は、「具体例としてのエピソードは斜め読み」を意識して残り205ページを1時間で読み切りました。

熟読と速読の比較

熟読した最初の75ページと、速読した205ページの内容の理解度を振り返ると、抽象度の高い「著者の伝えたいこと」は熟読・速読どちらの内容把握に大差無い印象でした。

メッセージを補完的に説明するエピソードに関してもさほど違いはなく、熟読パート速読パート問わず、自分の経験と関連するエピソードがポンっと頭に浮かぶような感覚でした。

次のアクション

今回は①1冊10分で速読②約4分の1冊を熟読③約4分の3冊を速読してみて、熟読と速読の読了後の内容把握の比較と、ほぼ速読したという経験ができました。

その結果、熟読して1冊読み切らないようなら、読了後の内容把握に大差はないので、速読した方が良い!ということでした。

また、速読家・ミナべさんが推奨する「同じジャンルのものを連続してまとめて読む」を次のアクションにすることで、具体的なエピソードを細かく覚えておかなくても、次に読む本が補完してくれるだろうという心理的な余裕も出て、エピソードの斜め読みに罪悪感がなく、本を読むことの心理的ハードルが下がりました。

ですので、次のアクションは「同じジャンルのものを連続して読む」!!やってみようと思います。

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