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冬の道・ホトケノザ

 今日もいつもの万歩計。なんだか見慣れた道ばたの花。記憶のもやもやの中から名前が浮かぶ、ホトケノザ。

ホトケノザ。七草のホトケノザは別種。これは食べないが吉。

 背を低くしているのは、ほかの草と同じ(ロゼッタ?)。
 小さな蕾はぼおっと紫。
 陽だまりに会えば・・咲くかも。

       咲いてました。1月12日

 記事をアップした後、気になって調べました。
 ホトケノザって聞いたことある・・?なんだっけ?

 私が写したホトケノザは、『シソ科オドリコソウ属の一年草あるいは越年草。春の七草の「ホトケノザ」とは別の種類・・』・!
 ! そこで気付いた。春の七草の歌で覚えている名前。
 春の七草の「ホトケノザ」の方は、別名「タビラコ(オニタビラコ)」。田んぼの雑草で、花の根元にある葉が、平らに広がっている(田+平+子:子は、かわいいという意味)。ホトケノザと呼ばれるのも、その、根元の葉の開き具合(田平子の「平」)が蓮華座(仏様の台座)に似ているからだそう。

(1月15日追記)タビラコを探す・・・あ!これじゃないかな、を見つけた。

(観察)冷静になって写真で見るとどうも違う。タビラコには葉の毛がないはず。ちょっとトゲトゲでおいしそうじゃないし。
(観察)ちゃんとロゼットだけど、葉の切れ込みが少ない感じ。

 以上、0115でした。話戻ります・・・

 タイトル写真の・・オドリコソウ属のホトケノザは、ひどくまずい。私の記憶は「苦い」だったのだが、「青臭い」と紹介記事にはあった(出典頁紛失!すみません)。子どもの頃はともかくとして、今は味見をする気にならない。さっきもワンコの散歩と会ったし・・・。
 別名「三階草」。
 葉が対になっていてそれが茎の周りに丸く平らに(上の写真の通りに)なるので、それを蓮華座に見立てて・・・仏の座。
 葉が対になっているのを『その序を対生葉序という(出典:筑波大学「葉序」)』そうです。その対になった葉が、節ごとにつくので、何段かになる感じ。それで「三階草」。サクラソウの種類で、花が何段にもなるのがあり『九輪草』という・・・を思い出した(高齢者あるある・記憶が薄くなるので似たのにつながる)。

(1月16日追記)ちゃんと食べた方を発見!


春の七草の歌(詞)+

 ♪せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、これぞ七草♪
 でした。昔むかし、覚えました。なんか、女の子の必修課題みたいな感じで。叔母が教えてくれた気がする。
 この名を唱えながら畑で探す。
 で、収穫したら、7日の朝早くにトントンする(もちろん、俎板で包丁でなのですが、トントンする、と言う笑)。

 七草は、早春の野辺の草を摘んで粥にする=エネルギーをいただくという図式なのですけど。
 「野草」と言っても、山までは行かない。

 芹(せり)、菘(すずな・・・蕪)、蘿蔔(すずしろ・・・大根)は、
 立派に八百屋で売る野菜。セリはちょっと野趣があるけど。
 いや、違うか?蕪も大根も葉っぱを食べるのよね?昔は家庭菜園から摘んだんでしょう。

 なずな(ペンペングサ)、ごぎょう(ハハコグサ)、はこべら(ハコベ)、ほとけのざ(タビラコ?コオニタビラコ?)は、畑の畔などに生えている雑草(雑草という草はないという説はともかくとして)。

 ハコベは・・・昔、祖父が白いジュウシマツの番を飼っていて、孫らが山に取りに行かされたもの。なつかしい。野草だから、貧相なのもあり、ふっくらとしたのもアリで、何を摘んでいってもほめてくれたけど、今思うと小鳥を思いやって探せばよかったかも。 
 結構、どっさりとってきました。だけど、祖父は絶対庭には生やさなかったのよねー。祖父がいなくなってから、庭にも生えているのを見て、あれ??と思ったの、覚えています。

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