12月の風景・茶の花
お茶の花が咲いていました
下向きに咲く
つぼみが沢山あるから、まだまだ、咲きそう
狭山茶の産地は、埼玉県全域だそうです。
都市化激しい狭山丘陵周辺では、茶畑が減っているけれども、畑の周囲や、空き家の垣根・荒地の外れなどに、さざんかの葉に似た茂みが残る・・・。
! けれど、茂みであるのなら、誰かが手入れをしているはず。
というのも、ハサミを入れずに育てたら、大きな木になるハズだから。
入間市博物館の庭にある「やぶきた」などの樹は、自然のままに育てられています。(↓) セイロンの写真で丘の上に椿の樹のように茂っているのがあったのですが、探しきれず・・・引用したかったなぁ。樹、なんです!
入間市博物館の庭の樹は、見上げる高さでした。
ちなみに、入間市博物館では土日にお茶の振る舞いがあったそうです。今もあるのかな?
(話は庭にあった木にもどります)根元に看板
(下図・・・昨年の今ごろ撮影)茶の実は、こんな感じについています。
機が熟すとパカッという感じに割れます・・・私は十分乾燥するとッて理解しましたけど?ただしいか?
ところで、「一休さん(1400年頃のはなし)」には、『ちゃのみ』についての話があります。
一休さんは知恵者で有名になって、将軍に召されました。
将軍の方は、知恵で負かしてやろうと手ぐすね引いています。
当時、お茶は貴重品で、茶の実を集めて畑に蒔き、茶園を造成していたのですが、そうそう、茶の実があるはずもなく。将軍は、これを一休に集めさせようと目論んだ(無理難題の類)のです。
一休さんは、「茶の実」でなく「茶飲み(引退した老人)」を部屋いっぱいに集めて、将軍にお茶を振る舞ってもらい、知恵の勝負に勝ちました。
だじゃれですよねー(ここで一服)
またそぞろ歩きをし・・・丘の上の住宅街には今も畑が残り、その周辺には茶の垣根(畦畔茶というらしい)があるのです。