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武蔵野の欠片

 武蔵野というと、雑木林を思い浮かべる(この時点で「野」じゃないけど)が、かつては、「萱場」・「秣場」と呼ばれた荒野であったそう。

 今では外来植物が勝ってしまって昔の雑草は、ほぼ見られないようだ。日本タンポポしかり。農民がガッチリ除草していたのか・・・いや、外来種の方がずっと環境変化に順応しているのだろう。

エノコログサ・メヒシバ・オヒシバ

 メヒシバ・・・昔、笠を作って遊んだ。穂先を集めてひっくり返して茎のところで縛るんだけど、この縛るのが難しいのよね。

メヒシバ

 エノコログサは違うんだけど、この、メヒシバ・オヒシバは、夏休みの宿題だった。だから、何でもない草だけど今も懐かしい。
 よくこんな目立たない物を選んだなー。もちろん、10枚くらいの押し花(と言っていいのか?別の、もっとカッコイイイイ単語があるのか?)を作ったから、ちゃんと(朝顔とか)見映えのするのもあったはずだけど。
 (だんだん思い出す・・・)
 他に、スベリヒユとかね。これは乾かなかった、というか、ペタンコになったのかなぁ?よく覚えていない。覚えているのは名前だけ。

 根っこまで堀取って洗って干して、新聞紙にはさんで・・・夏休みが終わるころに台紙にセロテープで貼って、いろいろ、観察記録を一緒に書いて、
姉が作っていたので、嫌がられながら一緒にやって、私は学年が下だったから・・・たぶん、褒められたと思う。ごめんね・姉さん。

メヒシバ

 たぶん、こうやって押し花を作って提出するのにも、意味があるのだと思う。こどものころって不思議だ

 今日は曇り。少し涼しい
 カフェオレの続きをのもう

 今日もいい日でありますように
 あなたの欠片がみつかりますように

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