珍奇植物図鑑
サボテン
自生地は、マダガスカル・メキシコ・アフリカなどです。サボテンは夏型の多肉植物です。春と秋は、風通しのいい場所でたくさん日にあてましょう。夏は遮光ネットを使いましょう。
水やりは、鉢底から水が流れるまで与えましょう。3月中旬と11月中旬~下旬は、水やりの回数を控えめにしましょう。
冬は、室内に取り込みましょう。日の当たる窓辺がおすすめです。冬は無理に育てようとしないようにしましょう。サボテンは冬眠しています。
多肉植物(冬型)
10月から4月にかけて生長し、冬に耐えれるような性質を持っています。夏季は休眠します。冬は直射日光にあてて管理しましょう。夏は、日陰に置き涼しい環境になるよう心がけましょう。暗すぎる場所には置かないように。
夏は、雨の当たらない場所に置き夏を越しましょう。小型の植物は夏にダメージを受けやすくなります。
鉢は、ぴったりサイズを選ぶようにしましょう。大きいと水分が行き渡らず枯れてしまいます。
ケープバルブ
南アフリカに生える球根植物。葉が、ねじれたり縮れたりするのが特徴です。夏型と冬型があります。夏型は、春と秋に直射日光。7月~9月は遮光ネットを使用しましょう。
葉が1枚枯れても、再び出てきますので育てやすいです。
冬型は、秋に直射日光と風にあてるようにしましょう。夏は、明るい日陰に。水は月に3,4回で、鉢底から流れるぐらいにあげましょう。
コーデックス
極度の乾燥から守るため、根を太らせ貯水組織を備えた魂根植物。夏型と冬型があり、マダガスカル・中央アフリカ・メキシコに生息しています。
夏型は、可能な限り日光と風にあててください。夏型でも、つる性の植物は影になるところで生息しているので直射日光は避けましょう。冬型は直射日光に当て、風にもあてましょう。
夏は明るい日陰で管理しましょう。
夏型冬型ともに、落葉したら休眠に入るため、これを合図に完全断水してください。葉が伸びてきたら水やりしていきましょう。なかなか芽が出ない場合は、一度水をやってみましょう。
グラウンドブロメリア
地面に生えて、根から水を吸う植物。乾燥地に生え、強光にも耐えられます。自生地は中南米です。
春と秋に風通しのいい屋外で日にあてましょう。夏は遮光ネットをつかいます。直射日光にも強いです。
タンクブロメリア
多くは樹木や岩に着生します。葉の間に水を貯め、そこから水を吸い根からも水を吸います。自生地は、ブラジルと熱帯アメリカ。
直射日光と風をあてましょう。育て方が非常に難しいです。
土が乾いたら水をあげましょう。目安は週に2,3回。乾燥に強い種が多く、水やりを忘れてしまっても耐えられます。
エアブロメリア
こちらも樹木や岩に着生する植物です。自生地は中南米。
明るい日陰におきましょう。春から秋は、毎日水をあげましょう。日が暮れてから水やりをするのがいいです。
基本的に土は不要です。流木やコルクに着生させると、根が張り、良く育ちます。
プラティセリウム
シダ植物で、東南アジア・オセアニア・南米・マダガスカル・アフリカが原産です。樹木や岩に巻き付いて着生します。
通年、直射日光を避け明るめの日陰で管理しましょう。夏は、風通しが良く熱のこもらないところに置きましょう。
水やりは3日に1回程度。冬は週に1回。
着生蘭
樹木や岩に着生して育つ。原産地は東南アジア・中南米・南アフリカなど。花を咲かせる姿が人気を集めています。
熱帯雨林植物
東南アジアの河川や滝の周辺など、薄暗く湿度の高い場所に生えます。自然光ではなく、LED蛍光灯の光を水槽の上から当てるようにしましょう。直射日光の差さない場所に生えているため、電灯だけで栽培できます。
室内の窓から離れた場所に置くといいです。水やりは不要。冬は乾燥に注意しましょう。森の中は湿度が90%~100%で、湿度を好むため水槽の湿度が下がらないように注意しましょう。
また、室温が10度を切ると生長しづらくなります。夏は30度を超えればエアコンをつけましょう。あまりにも暑すぎるとしおれてきます。