日本代表のお父さん
こんにちは、嘉瀬遥です。
いよいよ、運命のスペイン戦ですね。
胃がキリキリしてきました(*_*)
皆さんは、どこで誰と応援しますか?
私は友人とBARで応援します!
仕事前なので、ソフドリですが笑
今回は、絶対に負けられない闘いを陰で支える存在を紹介したいと思います。
西芳照シェフ。
この方は、2004年からサッカー日本代表の専属シェフとして、代表選手のパフォーマンスを支えてきました。
今回、史上初となる中東での開催ですが、西シェフが日本代表の専属シェフになった背景には、中東での出来事が影響しています。
2004年、オリンピック代表がUAEで下痢と嘔吐に見舞われ、とてもベストコンディションとは言えない状態で、試合にのぞみました。
そのようなことが二度と起こらないように、西シェフに白羽の矢が立ちました。
西シェフは当時、Jヴィレッジという福島県にあるサッカーナショナルトレーニングセンターで、総料理長を務めていました。
専属シェフとなってからは、2006年W杯ドイツ大会、2010年W杯南アフリカ大会、2014年ブラジル大会、2018年ロシア大会も含め、130回以上の日本代表の海外遠征試合に帯同し、選手やスタッフに食事を提供する役割を担ってきました。
今では、試合3日前から試合当日まで、夕食のメニューが決まっています。
具体的には、3日前はハンバーグ、2日前は銀だらの西京焼き、試合前日はウナギの蒲焼、そして、試合日はカレー。
これはW杯での連戦でも同じで、こうしたルーティンがあることによって、選手は試合に向けてリズムを作りやすくなります。
因みに、今大会は中3日で試合が組まれているため、夕食のルーティンが繰り返され、リズムをつくりやすい日程となっています。
また、西シェフは福島出身であり、東日本大震災後から現在まで、福島のためにも尽力されています。
2011年9月に、Jヴィレッジ内で食堂ハーフタイムを開店。同年11月には、広野町の二ツ沼総合公園内の施設にレストラン、アルパインローズも出店しました。
当時を思い出すと、この時期に出店することは並大抵のことではないと思います。
私は食を通じてアスリートのサポートをしたい、地元に恩返ししたいというビジョンをもっているので、西シェフがされていることにはとても感銘を受けています。
そんな西シェフも、今大会をもって帯同シェフを引退することを宣言されています。
1試合でも多く、西シェフと闘うためにも、スペイン戦に勝利してほしいですね。
一緒に日本から応援しましょう!
いつもありがとうございます♪