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競争に参加していなければ、勝者にはなれない
成功者の事例について読むと、自分にもチャンスとか可能性があるような気持ちになる。
子供の頃は、図書館で偉人の伝記を読んで、まるで自分が同じ境遇にあるような気分になった。
私が子供の頃読んだ偉人伝の多くでは、もともと優秀であったとか、家庭環境に恵まれたという書き方はされていなくて、(事実かどうかは別として)、平均的な、もしくはハンディキャップのある少年少女が、努力や誠実や協力を重ねて成功につながるタイプの書き方をされていた。
教育的な意味合いで、そう書かれていた部分もあるだろうし、実際に厳しい環境から成功を掴んだ人の話の方が伝記になりやすかったということもあるかもしれない。
子供の頃は、伝記とかを読むのが好きでしたが、最近は、ジャンルを問わず、いろいろなものを読んでいます。
今日読んだのは、もう4~5年前のベストセラー「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」。成功した4騎士の話。あまりにも有名で、「今さら...」かもしれませんが、
4つの巨大企業が、世界を席巻するまでの過程や、どのようなポリシーで世界に対峙しているか、何を判断基準としているか、といったところが興味深い。
とてもわかりやすい数字や事例も多く紹介されているが、キリスト教的な価値観、アメリカ人の持つ常識、資本主義とか自由主義とかと合わせて考えようとすると、なかなか難しく感じるところもありました。
読んだ本のことを、全て note に書いているわけではないのですが、ではなぜ、この本のことを note に書こうと思ったのか?それは、第十章 GAFA「以後」の世界で生きるための武器 を紹介したくなったからです。
あまりこの手の本を読まない方や、400ページ超もある本は読む気がしないという方も、ぜひ、第十章だけでも読んでみていただきたいと思ったのです。(50ページほどです)
この章は、主として若い方々に向けて書かれていると思います。
今の時代に何を意識することで、より幸せになれるか?
そういったことが書かれています。
心理的成熟
好奇心
当事者意識
...他にも何点か書かれていますが、私はこの3点が気に入りました。
少しだけ引用すると...
「働き者で親切な人の方が、考えの筋が通らず、怠け者で他人に不快感を与える人より出世しやすい」
「話し合いの場で、試してみる価値のある、かつ、くだらないアイデアを出せる人になること」
「すべてを掌握しなければ、何も起こらないと考える」
「競争に参加していなければ、勝者にはなれない」
特に、「考えの筋が通らず」という人にならないようになるには、基礎とか勉強とか誠実さが必要だし、「くだらないアイデア」を発言するには、創造性だけでなく勇気も必要です。
どれも、当たり前と言えば当たり前だけれども、簡単にはできないことも事実。
私は若者ではありませんが、それでも、第十章を読んで、自分も...という気持ちになったのです。よろしければ、ぜひ!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ベストセラーを紹介した後では少し恐縮しますが、私が kindle で書いているものも、お読みいただけると嬉しいです!
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