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10月が終わる

 自分が心地よいと感じることしかできなくて、行かなきゃいけないところや行きたい場所がたくさんあるのに、出かける準備は全然心地よくなくて、頑張らなきゃいけないからどこにも行けないでいる。もうずっとこうなんだろうか。元気だった時の感覚があんまり思い出せないから、これは具合が悪いからなっているのか、怠け過ぎてなっているのかよくわからない。仕事のことなんかはもうすごくすごく遠いところにいて、思い出せない。あと1ヶ月で復職できるんだろうか。何にもできないまま、休職1ヶ月目が過ぎようとしている。

 これは本当に病気とか障害のせいなのか、それとも私のせいなのか、ずっと決着がつかない問題を考え続けている。仕事が1番辛かった時、もうどうやっても仕事に行けないような怪我か病気になって仕事を休みたいと思っていた。本当にそうなってしまった。私がこうなっているのは私のせいかもしれない。自分が望んだことだ。全然嬉しくない。

 中学生の時、私は勉強ができる方で割と厳しい塾に通っていた。宿題が山ほど出るのだが、定期的にやる気が一切なくなって宿題をこなせなくなる時期があった。塾の先生に躁鬱病じゃないかと言われた。その頃から私は波が大きくて、頑張れる時期と頑張れない時期、できることとできないことの差が人よりも大きかった。この波がなんなのかいまだによくわかっていない。やめてほしいと誰かのせいみたいに思うけど、本当は私のせいなのかも。全部私が望んでこうなっているのかも。深く考えると戻ってこられなくなりそうで、唇の皮を剥きながら思考にもやがかかって向こう側が見えなくなるのを待つ。そうしていたらいつのまにか眠ってしまって、途中から自分が眠っていることに気づいていたけど、面白いように眠れるからもうどうすることもできず、そのまま外が暗くなるまで眠ってしまった。アイスコーヒーを飲んで、家事をやろうと思っていたのに。最近は夜眠れるようになっていたのに、また台無しだ。いつか、こんなふうに意味のないことをこねくり回すような記事を書かなくても良くなるといい。

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