はりとげとげ

はりです。とがっているので気をつけて。

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自己表現

 私みたいな生活が下手で人と話すのが下手で自己開示が下手くそな人ほど、生活や仕事から離れたところで自己表現することが必要だと思っている。が、自分の成果を人に見せるのが、いつのまにか怖くなってしまった。1人でひっそりとアウトプットすることはできる。誰にも教えてないブログにひっそり文章をあげたり、マンションの一室でこっそり太鼓を叩いたり。  ひっそりこっそりしたところから、承認欲求の芽が出てくる。誰かに見てほしい。あわよくば褒められたい。私のやる方成すこと全部間違ってて全部ダサ

    • 薬を飲み忘れた時の思考

       健常になりたいって思いながらも、健常に近づくと怖くなる。こんなにつらいのに、あなたは健常だと言われたらたまったものではない。病んでると思われてるほうがずっといい。健常なのに、人とコミュニケーションが取れなくて、仕事もうまくいかなくて、すぐ欠勤して、掃除ができなくて、料理ができなくて、生活がぐちゃぐちゃな人間になるのが怖い。怒られるし、責められる。病んでいることで許されていたい。だから死にたくなるとちょっと安心する。まだ病人でいていいんだって思う。  私は私でいることが恥ず

      • この1週間とこれからのこと

         この1週間、旅行に行ったり、たまごっちの世話をしたり、快活クラブで豪遊したり、ひたすら寝たりと自由に過ごしていた。自分の中を覗いて確認しない、自由気ままな時間。自分に甘く、やりたいことだけして過ごしてみた。旅行は不安も罪悪感もあって迷っていたけど、旅行ひとついけやしないで何が復職だと思い、思い切って行ってみたら、ものすごく楽しかった。家から離れた知らない土地を楽しめるほど回復したことに嬉しくなったし、同時に体力の限界も感じた。旅行の後は一日中寝て過ごした。いくらでも寝れて、

        • 変化

           今現在の私はめちゃくちゃに疲れている。なぜか左腕が痛い。夕ご飯を食べ終えるといつもはドラマやアニメをみたりパートナーと話したりするのだが、今日は疲れてしまって早々に自分の部屋のベッドへ引き上げた。ミルク味の飴を舐めながらぬいぐるみを撫でて、回復を図っている。  休職し始めてから1ヶ月がたった。一昨日から急に体の感覚が一変した。確実にいい方向に向かっている感じがする。出かけるときの心理的抵抗や体の重さの度合いが全然違う。比較的スムーズに家を出る準備ができる。それから皿洗いが

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          楽しかった夜の翌朝

           珍しく早朝に目が覚める。アセトアルデヒドの作用で動悸がして二度寝できないので、起きてぬいぐるみが眠っているのを眺める。パートナーが寝ている様子を見に行き、音が出ないように部屋の中を歩く。リビングでは小さいぬいぐるみたちが虫のように集まってコロニーを作っていて、そのせいで散らかっている。  今日はカーテンを開ける意欲があるし、空の色を確かめる気力がある。昼まで寝ている毎日とは大違いで、今日1日でなんでもできる気がする。不健康なのか、健康的なのかよくわからない1日の始まり。

          楽しかった夜の翌朝

          10月が終わる

           自分が心地よいと感じることしかできなくて、行かなきゃいけないところや行きたい場所がたくさんあるのに、出かける準備は全然心地よくなくて、頑張らなきゃいけないからどこにも行けないでいる。もうずっとこうなんだろうか。元気だった時の感覚があんまり思い出せないから、これは具合が悪いからなっているのか、怠け過ぎてなっているのかよくわからない。仕事のことなんかはもうすごくすごく遠いところにいて、思い出せない。あと1ヶ月で復職できるんだろうか。何にもできないまま、休職1ヶ月目が過ぎようとし

          10月が終わる

          衝動 太鼓

           とにかく自分の頭の中を吐き出して文章にしたいという衝動が落ち着いてきて、note毎日書かなくてもいいかと思い始めている。本が読みたいな。インプットって大事だし。元気になったら図書館に通いたい。最近頭がちょっとだけすっきりしてきて、そろそろ毎日動ける様になってもいいのになぁと思っている。  代わりに新たな衝動が生まれてきて、でもなにをどうすればいいのかよくわからなくて自己嫌悪に繋がって泣いてしまった。音楽に関する衝動なんだけど、自分がなにをしたいのかわからなくて、でも衝動だ

          おでかけの準備 生きるおまもり

           今日はずっと楽しみにしていた予定があって、かわいい服が着たいなって思っていた。今日のため前日にかわいい服選出ファッションショーをしたところ、かわいい組み合わせがたくさん見つかってしまい、結局どの服で行けばいいか決められず、約束の時間に遅れることとなった。  私がおでかけの時にこだわって準備する項目は服、化粧や髪、ぬいぐるみだ。数日前からお出かけしたそうな子はいないかな、最近構っていない子とか、愛情不足気味になっている子はいないかな、とさりげなく様子を伺っておく。そして当

          おでかけの準備 生きるおまもり

          10/18の日記

           朝11時半、病院までの道のりを歩く。久しぶりに人々が活動している時間に外を歩いた。川沿いをリュックを背負った保育園児の集団が歩いている。仕事中の車たちがビュンビュン走っている。私はというと、もう絶対に病院の予約時間には間に合わない時間に家を出て、それでも車に乗らず、のんびりと歩いている。午前中に外に出られるなんて久しぶりだから、どうしても歩きたかったのだ。白いTシャツの上にチェックシャツを斜めがけなんかして、予定に遅刻している人間とは思えない落ち着き様だ。病院で怒られるかと

          眠れない夜

           夜、眠れなくて諦めて食器洗いをする。まだ眠れそうになかったらお菓子でも食べちゃおうか。夜眠れなくて、諦めて食べる食べ物ってすごく美味しく感じて、いつまでも覚えている。朝4時ごろ、夜が明ける瞬間をベランダで見ながら、凍らせたグミを食べた日。夜中2時ごろ、仕事のミスを思い出してブルーな気持ちを追いやる様に、クリームチーズを舐めながらワインを飲んだ日。この頃から眠れない夜にいつも読む漫画があって、女の子が夢の中で喫茶店をやるお話だ。お菓子、コーヒー、お酒が出てきて、レシピも書いて

          夜の散歩 お月とフリスクジュース

           回転寿司屋で食事をした後、夜の散歩へ出かけた。回転寿司屋にいくといつも腹12分目くらいまで食べてしまうのだが、今日は腹9分目で済ませたので、体が軽い。歩き始めて2分で金木犀の香りがする。今年も金木犀の季節がやってきた。散ってしまう前に、香りを頼りに金木犀を探す散歩をやらなくては。  今日は満月に近いのかな?月はいつも私の方を見て気さくに声をかけてくれているように見えるから、あえて様はつけずに親しみを込めてお月と呼んでいる。お月がとても眩しくて綺麗で、雲が少し被っているから

          夜の散歩 お月とフリスクジュース

          服、物欲

           最近物欲がすごい。こんなに動けないのに、物欲すごくてちょっと出かけると欲しいもの色々買ってきちゃう。罪悪感もあるけど、欲って自分を動かすために大事なことだから、ある程度素直に従っている。この前ユニクロに行った時、グレーのスウェットが欲しくて欲しくて、でも諦めて自宅の押し入れの奥から高校の名前が入ってるグレーのスウェット引っ張り出してきて、これでいいや、逆にこれがいいかも、〇〇girls high schoolってかっこいいし、と思って欲が落ち着いた。新卒で入った職場のロゴが

          全てを台無しにしている

           仕事を休む前、しんどくてしんどくて全部ほっぽってなにもしないで過ごしたかった。今それが叶っているわけだけど、全てを台無しにしている気がする。  私は着る服を選んだり、化粧をしたりすることが割と好きだし、使っているものは安物でもスキンケアを丁寧にするように心がけてきた。お風呂あがりにその日の気分や肌の状態で好きなパックを選んでつけることで癒されていたし、気に入った服を着てちゃんと化粧をしてお出かけすることでしか得られない自己肯定感がある。でもメンタルが疲れ始めた時、化粧を

          全てを台無しにしている

          脳が暴走している

           調子が落ちている状態のことを、調子が落ちているとしか認識できずにいたのだが、昨日の夜急に、脳がおかしくなってるんだと感じた。毎日2つ3つと記事を書き始めては推敲もそこそこに下書きに溜めているのは、脳が暴走してあれもこれも主張したがっているからだ。また、やらなきゃいけないことを脳がよく覚えていて、あれやらなきゃ!これも!と焦らせてくる。そのくせ取り掛かろうとすると、すんとして全く働かない。お風呂一つ入るのにすごく時間がかかるのは、脳をなんとかおだてて動かしているからだ。全くい

          脳が暴走している

          小さきものたち

           公園でやっているフードフェスみたいなものに行ったのだが、公園の遊具で小さき人たちがわじゃわじゃと遊んでいた。ぶつからないように動体視力を鋭敏にして通り過ぎる。昔小さき人たちと関わる仕事をしていた時は常に視野を広く、動体視力を鋭敏に、五感のアンテナを張り巡らせて仕事をしていた。またあの仕事がやりたい気持ちと自分には向いていないという気持ちがぶつかり合って、複雑な気持ちになる。  コーヒーを買って外の椅子に座り飲んでいたら、犬が突然こちらを向いて吠え始めた。公園には犬を連れた

          小さきものたち

          まだまだ遊びたい

           飲み会の後、もう一軒行きたいねと言って実現しないとちょっと切ない。ちょうどいいお店が見つからなかったりすると、もう川で缶ビールでもいいから!と思うけど、もういい歳なので大人のふりをして家に帰る。私は今仕事をしていないから、強く主張できない。みんなきっと仕事に家のことに忙しい。寝てばかりいる私とは違うのだ。帰り道、ひとりでコンビニのおにぎりと缶チューハイを買って我慢する。  楽しい気持ちは長く続いてほしい。朝までやっているお店がもっとあればいいのに。バーじゃなくて、カラオケ

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