気になるところは人それぞれ
これは気になるでしょう!
と確信を持っていることでも
気になるかどうかは本当に人それぞれ。
自分の常識は他人の非常識、
とは言い得て妙だと実感した。
我が家のトイレは拭いても取れない黄ばみで
掃除をしてもあまりキレイにならない。
引っ越してきたころ掃除をさぼり気味だったのが原因。。
どうしたもんかとずっと気になっていた。
夫にそれを伝えたところ、
そんなに汚れてる?との返事。
明らかに汚れが取れてないのに、
気にしていなかったことにビックリした。
それよりも、と夫が続ける。
彼はお風呂の目地が黒ずんでいる箇所があることを気にしていた。
あれを何とかしたいのだと。
わたしは視力が低いのでお風呂の汚れはあまり気にしてなかった。
(入浴中に見えてないだけ)
なるほど、気にするところは人それぞれだなと思った。
会社でも。
後輩の机には複数枚の付箋が貼ってある。
それが段々と粘着力がなくなり、
とうとう引っ付かなくなって、
ただ置いてあった。
エアコンの風などで動いたときは、ただ戻して置いてある。
わたしはそれが気になって仕方がない。
でもそのまま、ただ置いている後輩にとっては、
なにも気になることはないのだろう。
他の書類に紛れても困るからと伝えて、
引っ付いてない付箋は片づけてもらった。
後輩はムッとすることもなく、もちろん申し訳なさもなく、
ただ言われたから片付けたという感じだった。
わたしは伝えていいものかどうかをものすごく考えて、
ようやく伝えたのだけど、
なんだか一人で気疲れしてしまった。
逆にわたしが当たり前と思っていることでも
他人から見れば
「ものすごく気になること」があるんだろう。
同じ家に住んでいてもそれぞれなんだから、
他人同士なんてなおのことそれぞれで当たり前。
それに目くじらを立てる人もいるし、
わたし自身もイラっとしてしまうことはある。
これが平気な人もいるんだな、
くらいの心持ちで、
自分の許容範囲を広げていきたいなあと思う。
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ということで、
少しずつキャパを広げながらがんばります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。