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自分の感覚、相手の感覚

会社の後輩との関係に悩んでいた。

自分が自らしゃべるほうではないという自覚はしていたけれど、
よくしゃべる同僚がいるからこれまで支障はなかった。

けれど昨年入社した後輩が自分に三重の輪をかけたくらい
しゃべらない。

分からないことがあれば質問はしてくれるけど連携や報告に乏しく、
自分から話をすることは皆無と言っていい。
こちらから話題を振っても「そうですね」など返事があれば良い方で
愛そう笑いで終わることもままある。

まったく会話が弾まない。
こちらから話題を振ることも減り、
同僚が休みともなればほぼ無言で時間が過ぎる。

仕事中だからしゃべらなくたって良いのだけど、
なんというか、心地よい無言ではないので、
気詰まりで出社がおっくうになるくらいだった。


そんななかで先日、上司との上期振り返りの面談があった。
同僚も同じように気詰まりを感じていたし、
営業の数名からもあまり話をしないと聞いていたので、
それとなくコミュニケーションが取れていないと感じていることを伝え、
後輩側としてはどうなのか聞いてみてもらえないかと申し出た。


上司と後輩の面談が終わって数日後に結果を聞いて驚いた。

その後輩としては周囲と問題なくコミュニケーションがとれており、
先輩方(わたしと同僚)とも和気あいあいと楽しくやっている、とのこと。

……マジですか( ゚Д゚)

上司に向かって思わずそう言ってしまった。
実は上司も会話をしている様子を見る機会が少なく、
本人も気にしているのではないかと心配だったそうだが、
まったくの杞憂だったと苦笑いで伝えられた。

そうか、気詰まりどころか本人はまったく気になってなかったのか。
コミュニケーションがないと思っていたけど、これで十分だったのか。
後輩自身が何ともないならそれ以上言うこともないか。。

自分の感覚と他人の感覚はこうも違うものかと
勉強になった。

相手が普通だと思っているなら、
こちらも気詰まりだなどど思わずに
こんなもんだと割り切るべきなんだろうなあ……。

わたしの気詰まりがどこに向かえばいいかはいまだ迷走中。。

「人それぞれ」がこんなに身に染みたこともないもんだ。

ということで、
自分の常識≠他人の常識を肝に銘じて、
今日もコツコツがんばります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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