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お気に入りの本
今回はWebライターラボのコラム企画への参加記事です。
テーマは「お気に入りの本」。
複数冊もOKとのことなので、
2冊、選んでみました。
1冊目は『営業の小さな神々』(飛鳥新社)。
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20代、へっぽこ営業だったころに本屋さんでたまたま見つけて、
営業に向いてなくても営業やっていけるかも、
と思わせてくれた本。
小さな約束を守ること
誠実であること
まめであること
できる努力をやりきること
しったかぶりをしないこと
当たり前のことばかりだけど、
当たり前のことにちゃんと取り組めば
努力が報われるように思えて、
一時期バイブルのように手元に置いていた。
しかもマンガなので読みやすい(^^
生まれつき営業やクレーム処理にむいてる人なんて一人もいないから!
だから心が折れそうになって当然!
元気出していこう!
出そうにない人はカラ元気でいこう!
営業から事務職に変わった今も、
時折開いて初心を思い出したりしている。
2冊目はご存じの方も多いかと思う。
住野よるさんの『君の膵臓をたべたい』。
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クラスメイトくんと距離を縮めながら闘病する彼女の、
最期が衝撃的だった。
そんな終わり方があるのかー……と思ってしまった。
小説は購入せずに図書館本で済ませることが多いのだけど、
この本はきっと、ずっと手元に置いてるだろうなーと思う。
お気に入り、とは少し違うかもしれないけれど、
なんだか、「精一杯、生きないと」と思わされた。
僕は、残り時間の少ない彼女には明日があるものだと
当然のように思っていた。
まだ時間のある僕の明日は分からないけれど、
もう時間のない彼女の明日は約束されていると思っていた。
なんて馬鹿げた理屈だ。
読み返すたびに目元が潤む、
数少ない本……いや、唯一の本かも。
あまり本を読んで泣かないので。。
元気も、感動も、やる気も、反省も、
たくさんのものを無限に与えてくれる本。
誰もが読みたい本を読みたいだけ読める環境であってほしいなと思う。
*
ということで、
今日もコツコツがんばります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Discord名:はる
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