【閉所恐怖症×MRI】半年で3回受けることになった私の対処法
【こんな人に読んでほしい】
私は閉所恐怖症により、MRIを数年避けました😿
そして気づかないうちに
ジワジワ脳の病気は進んでいて
「もっと早く受ければよかった!」と
後悔の気持ちが生まれることがあります
病気の発見は早ければ早いほど
いろいろな選択ができるはず
なので同じように悩む人の助けになればと思って
この記事を書きました
※私はるの病気について(ギリ30代女)
手のしびれ自覚
⇩
脳梗塞見つかる
いろいろ検査する(CT、血流検査など)
⇩
もやもや病という脳血管の難病と診断 ★今ココ
手術するかどうかも含めいろいろな情報を収集中
閉所恐怖症に気づいたきっかけ
2020年5月、1回目の緊急事態宣言中
突然左半身に5分程度のしびれ、
違和感を感じたことがきっかけで
MRI(初)を撮ってみようと
思い立ちました
脳ドッグは1回約3万
※今となってはこのときに脳神経外科に行くべきだったと後悔😿
病院にもよりますが、直近3回は大体1回8,000円前後で受けられました
MRI当日、
アンケートを書き終え、検査室へ
検査台の上に横になると、
頭を動かさないように柔らかいブロックのようなもので左右を固定される
(この時点で少し心がざわざわ)
そして顔の前にカバーをかけられた瞬間
うわ、なんだこの拘束感…ざわざわが増す
そして緊急停止ボタンが右手に手渡され
いよいよ筒の中へ
検査が始まった瞬間
む 、む り か も し れ ん
目の前にはカバー
そしてあまり耳にすることのない種類の大きな音
自分にとってかなり不快な状況
そしてそれをどうにもできないという
圧倒的恐怖感
動悸と冷や汗に我を失いました
今これを書いていても心臓がバクバクする…
そしてひとしきり自分の恐怖心と戦ったあと
右手のボタンに気づき、
検査途中で救出されました
私が閉所恐怖症に気づいた苦すぎるMRIデビュー
結局そこからMRIを避けることになり
こっそりと進んでいた病気(もやもや病、脳梗塞)の発覚で
半年に3回もMRIを受けるはめになったわけです
閉所恐怖症は意外と多いようなので
私の体験がお役に立てば
ほんっっっとーーーに嬉しい😸✨
事前準備
心穏やかにMRIを受けるには事前準備がとても大事です
①医師に伝え、精神安定剤を出してもらう
検査の日程を決める際に、
「すみません、閉所恐怖症です」と一言伝える
「前回怖くて途中停止してしまったのですが
何か良い対処法ありますか?」と聞き
ジアゼパムという精神安定剤を処方してもらいました
②検査時間の調整(これは人による)
私の場合、朝(午前中)は内科でも歯医者でも
気分が悪くなることがあったので
できれば午後~夕方が良いことを伝え、予約を取っていました
③病院で使用しているMRIを調べる(これも人による)
これは賛否両論あるかも💦
MRIもいろいろなメーカーがあるので
検査当日に機械と「はじめまして」よりも
写真で知っていたほうが安心?
ということで私は毎回調べてます
<これまでお手合わせいただいたMRI>
キヤノン、シーメンス、フィリップス
病院名+MRI で検索すると
放射線部、放射線科のページが出てくるので
そこでどこのメーカーのどの機種を使っているのかが大体分かります
(これまで私が受けた病院はすべて出てきたのですが中には掲載されていない病院様もあるかもしれません💦)
そこでそのMRIの特徴を読み
良いところだけを安心材料として持っておく
例えば従来の筒の広さが60cm、
当院のMRIは70cmです、とか
静音化を実現、とか
とにかく安心したいだけなので
その程度のふわっとしたプラスの情報だけを拾います
検査日当日
①余裕をもって病院へ
当日はできる限りドキドキすることを減らしたいので早めに行って病院の周りを散歩したり
とにかく自分がリラックスできるように過ごします
私は飲みなれたお茶を家から持参し
検査の前に少しずつ飲んでいました
②検査担当の方にも一言伝える
事前に医師の先生から伝わっていることもありますが「閉所恐怖症です、安定剤は処方してもらっています」と伝えることで検査担当の方も、最大限配慮をしてくれます
(例えばヘッドホンと耳栓どっちが良いですか?とか…
私はヘッドホンは圧迫感が強くて無理で
片耳 耳栓で挑みました)
③検査台に横になるタイミングでタオルorアイマスクをかけてもらう(目の部分に)
MRIの筒に入っていくタイミングが一番怖かったのでそれが見えないようにタオルをかけてもらい
検査が終わるまでそのままで過ごします
※私は安定剤+タオルが一番恐怖を軽減できた気がします
検査中
①笑ってみる
とにかくニヤニヤしていましたw
何やそれと思う方もいるかもしれませんが
脳科学の研究で、表情筋を笑顔に近い状態にすることで
ポジティブな感情が誘発されるという実験結果があるようでそれを素直に実行しました
いや、素直というか
少しでも安心につながることをやらないと
乗り切れる気がしなかったのかもしれないです
ぐいっと口角をあげて
「大丈夫、大丈夫」と心の中で繰り返しました
②やりたいことを考える
とにかく自分の意識をそらしました
・今日検査終わったらなにしたい?
MRI頑張ったからスタバ行きたい
(自分に甘い🐱)
あ、でも美味しいご飯食べたいかも
一人で行く?だれか誘う??
・今週末なにしたい?
買い物かな
どこ行く?新宿か池袋か、どうやってまわるか
行くところリストアップするか…
など、今日、今週、今月、今年と
無限に期間を広げ、
やりたいこといっぱいあるな、
楽しみだなとできるだけ前向きな感情で
時間が過ぎるのを待ちました
・
・
・
「検査おつかれさまでした」
最後に
これを読まれているということは
MRIを受けようか悩まれていたり
検査日程が決まって不安な毎日を過ごされているかもしれません
冒頭でも書きましたが
私は閉所恐怖症により、MRIを数年避けました😿
そしてしびれという症状が出るまで
気づかず、放置してました
「怖くてももっと早く受ければよかった!」と
後悔の気持ちを感じることが多々あります
同じような後悔はしてほしくないので
このnoteが少しでも参考になり
不安が軽減されれば嬉しいです✨