柑橘Love
こんばんは。
年始に出会って衝撃を受けたのが「紅まどんな」です。
1か月弱のみ流通する愛媛生まれのフルーツ。
ハウスでしか栽培の出来ないゼリーのようなジューシーな感覚に感激したものの、12月限定の出荷とあって次に再会できるのは1年先。
思いがけず織姫と彦星の気持ちを味わうことになろうとは…
こうして紅まどんなとの出会いで柑橘類への愛に目覚め、エンゲル係数上昇中の2021年。
最近の推しは「せとか」です。
ここで「紅まどんな」と「せとか」について蓄えた豆知識をもとにご紹介いたします。
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)などの情報をもとに私見も交えてまとめてみました。
余談ですが、房の間の薄皮は「じょうのう膜」と呼ばれるそうです。
ご存じでしたか?
紅まどんな
~こんなの初めて!魅惑のプルプル食感~
●正式名称:愛媛果試第28号
●誕生日:2005年3月23日(品種登録日)
●出生地:愛媛県農林水産研究所 果樹研究センター
●ルーツ:南香×天草
●旬:12月
●イメージ:ハウスでしか栽培できない繊細な箱入り娘
●特長
・果肉はぷるぷるとゼリーのような食感
・別名:媛まどんな、規格が異なると愛果28の名称が用いられる
・柑橘類の競合品種の少ない12月が旬という地元期待の新星
せとか
~香りでも癒されるジューシーさ~
●正式名称:タンゴール農林8号
●誕生日:2001年10月18日(品種登録日)
●出生地:果樹試験場・カンキツ部
●ルーツ:(清見×アンコール)×マーコット
●旬:2月~3月上旬
●イメージ:香りと食感に優れたサラブレッドの優等生
●特長
・マンダリンのような爽やかでやわらかい香り
・じょうのう膜も食べられる柔らかい食感
・口いっぱいにひろがるフレッシュな果汁
デリケートな果皮を守るため、出荷の際には桃の選果機を用いている「紅まどんな」。
A級品には絹肌美人の名称がつけられている地域もあり、「せとかを食べずしてみかんを語ることなかれ」という力強いメッセージも発信される「せとか」。
推しへの愛が凄い☆
農研機構の果物の健康効果の検証も見ていると面白いです。
その他、愛媛県では柑橘類PRの専用サイトもあるようで、今まで気づきませんでしたが旬のかんきつカレンダーを確認すると、この時期はまさかの柑橘フェスティバルでは?!
今まではみかんとデコポンくらいしか見分けることができませんでしたが、これを機に柑橘マイスターまでいかずとも、もう少し詳しくなりたい!
図書館にて思わず手に取ってしまったほど、最近は柑橘類へ興味津々です。
柑橘類の難点は、スーパーで購入するとなかなかの重量。
通販での購入はややお高め。
そこで、毎日食したい今、農家さんの直販サイトや出荷されないB級品を農家さんがフリマサイトに出品しているものを購入しています。
見た目はやや難ありでも十分美味しくいただくことができるので、自宅用にはピッタリ!
旬の柑橘類を気軽に美味しく食べて、健康増進。
季節の変わり目の体調を崩しやすい時期には、柑橘でしっかり栄養補給がおすすめです。