春風ハル | 凸凹びと

紆余曲折、右往左往しつつ進む

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  • デコとボコの共同運営マガジン

    • 3,337本

    発達系の記事を発達系に興味がある人に届けるための共同運営マガジンです。ご自身が発達障がいの方、お子さんが発達障がいの方、発達を支援する団体の方など、発達障がいに少しでも関連があれば誰でも参加することができます。診断ついていなくても大丈夫です。参加希望の方はその旨のコメントをお願いします。

  • 落ち込んだときのnote

    落ち込んだときに読みたいnoteを集めています。 共感したり思わずくすっと笑えたり、励まされたり。 あたたかな場所にしていきたいです

最近の記事

エッセイ「変わってるね」と言われて傷ついたことのある私たちへ(2)

こちらの続きです。 輪の中のあの子 輪の外のわたし 転機は、中学3年生のときに訪れた。 優しくておもしろくて努力家で、いつもクラスや部活の輪の中で笑って過ごしている子と、一緒の塾、同じ部活ということもあって友達になった。 わたしは彼女の人柄に泣きたくなるほど憧れた。 すでに出来ている会話の輪に彼女が呼ばれて、すっと溶け込むように入っていき、彼女が何かしゃべると笑い声が起きるのを、何度も、羨ましいような誇らしいような気持ちで眺めた。 わたしは初めて、 「もうクラ

    • エッセイ「変わってるね」と言われて傷ついたことのある私たちへ(1)

      「あなたって、変わってるね」 そう言われたことのあるひとは、最初にその言葉をどう感じたのか気になってしまう。 おそらく、傷ついた、落ち込んだ……というひとが多いのではないだろうか。 「変わっているね」と言われると、なんで傷つくんだろう。 「変人だ」と言われているように思うから?なんだか線を引かれてしまったように感じるから? わたしは、むかしから、「変わっているね」と言われることの多い子どもだった。 最初のうちはびっくりした。どうしてそんなこと言うのだろう。わた

      • 貴方にとって、あたたかくて心地良い居場所はぜったい、他にたくさんある。 今は、そこに辿り着くための旅の途中なんだと思う。 しんどくて動けないときは、旅を続けるためのエネルギーを貯めているときなんだ、と思って、自分の心と身体をいたわってあげてほしい。

        • 「学校へ行きたくない」あなたへ

          今「しにたい」「消えたい」とか「学校 行きたくない」を検索しては 膝を抱えてうずくまっているあなた。 夜のなかに、たったひとりでいるあなたへ。 こんばんは。春風ハルといいます。26才です。 肩くらいの黒髪に、度の強いめがねをかけています。 さっき爪をぱちんぱちんと切って、やすりで丁寧に磨いた指先で、心を込めて、あなたへの手紙を打っています。 ぼんやりと、わたしの姿が思い浮かんだでしょうか。 これは、ここにいるわたしから、あなたへの手紙です。 最後まで読んでくれたら嬉しい

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