日本語教師の就活って?②応募後~面接まで
こんにちは。 はるのきです🌸
前回(https://note.com/haru_japanee/n/n287f61ae4c66)は就活開始から応募するまでのステップをご紹介しました。
今回はその続き、応募してから面接までの流れをシェアしたいと思います。応募後は、基本的に応募先の指示に従うことになりますが、この記事では面接までの間に私が行った準備も交えて紹介します。
今回も私の経験談がベースなので、参考程度に、「ふーん」と眺めていただければと思います☺
0.協力してくれる人を探す
まず初めに、あなたを応援してくれる協力者あるいは仲間を見つけるといいと思います。
必ずとは言いませんし、一人で十分という方もいらっしゃると思います。ただ、就職活動自体が初めてという方や、「一般的な」進路ではないことに不安を覚えていらっしゃる方にはぜひおすすめしたいです。
(私の友人の一人に、同じ大学(学部からゼミまですべて一緒)で、ほぼ同時期に同じ養成講座に通い始め、同じ年に検定に合格し、同じ時期に就活を始めた人がいて、その友人の存在がとても大きかったので、「0」に設定しました。)
【突然ですが宣伝です】 最近オンラインサークル「たくさん迷う会」を立ち上げました。新卒・既卒の日本語教師志望者を応援するコミュニティです!ご興味あればtwitter( https://twitter.com/haru_japanee )をご覧ください。
個人的には、新卒で日本語教師を目指している人(ご自身と似たような境遇の人)がベストかなと思いますが、それは人それぞれだとも思うので、ご自身に合った方( 例えば、家族・友人・恋人・知人・SNS繋がりの人など)
に協力をお願いしてみてください。
どんなことをお願いするかというと、
・話を聞いてもらう(日本語教師の新卒・既卒就活は孤独を感じがちなので、話を聞いてくれる人がいるとメンタルが安定します笑。また、なにかと説明がややこしいので、特定の人に聞いてもらうと何度も同じ説明をしなくて済みます。)
・他己分析(自己分析のため)
・面接練習・模擬授業練習の相手役(面接官・学生役)
・応援してもらう(単純にうれしい。励みになる。頑張れる。)
私の場合、友人も完全に同じ境遇だったため、以上に加えて
・養成講座や未経験に優しくない業界への不満を時々発散する会
・模擬授業の教案チェック
などもお互いにしていました。
1.面接日時・場所の通知
応募先から、面接日時や場所などについて連絡が来るかと思います。
(書類選考がある場合は、それに合格した場合に連絡が来ます。この辺りは応募先によって異なるので、求人情報を確認しましょう。)
私の場合面接についての情報は、応募締め切り日に応募先から郵送され、3日ほどで手元に届きました。(遠かったので…)応募締め切り日から面接までの間は10日でした。先の友人は、メールで応募の後、応募受付・面接日時通知の連絡から面接まではちょうど1週間でした。
→応募から面接日まで、あまり時間が無い場合もあります!
応募して一息つくのではなく、すぐ面接準備に取り掛かったほうがいいと思います。
2.面接準備
ここでの面接準備は、「応募した学校に合わせた準備」を指します。
そして、配置的に2番目となっていますが、面接準備は企業(応募先)研究とも近接するので、早めに、具体的には応募すると決めたときに始めてしまっていいと思います。
書類選考がある場合そこで落ちたら無駄になるのでは、という心配もありますが、その応募先のどんなところに共感したのか、など履歴書に書ける内容と重なるので、無駄にはならない、というか履歴書を書いた時点で面接準備も始まってしまうので、無駄かどうかを気にしすぎないのが一番いいと思います。
書類選考や面接でうまくいかなかったとしても、その準備はきっと次の機会の糧になります!!
就活の面接で共通して聞かれるようなポピュラーな質問への回答は、就活開始の時点で(学校探しなどと並行して)準備しておくと、慌てなくて済むと思います。マイナビなどが出している「面接対策」などの就活関係書籍が便利です。(私はブックオフで購入しました◎)
「応募した学校に合わせた準備」とは?
応募先の理念・教育方針を理解し、自分が共感・賛同できるかどうか、をまずはチェックしましょう!
そして、その理念や方針のもとで、ご自身が輝けるかどうか? どんな風に活躍できるか?を考えておくといいと思います。
私が事前に回答を準備し対策した質問のリストはまた別記事でご紹介します。
3.模擬授業の準備
・教案チェック
誤字脱字だけを見てくれる人
と、
授業の内容をチェックしてくれる人
が身近にいたら最高です!
身近にいなくても、とにかくWチェックをすると確実だと思います。
・予行練習
録画(スマホでもなんでも◎)をおすすめします。
→コロナ対策でマスクのまま授業をすることになるかもしれません。マスクだとどのくらい表情が伝わらないのか、録画するとわかります。アイコンタクトや声色・声のトーンをいろいろ試すのもおすすめです。声の大きさなどもチェックできます。
→場所は大学や養成講座の教室など、教室形式の(黒板・ホワイトボードがある)空間がおすすめです。
・教具と備品の準備
教具は多くなりすぎないようにしましょう。(多すぎると「毎回そんなにたくさん準備するの?」とマイナスに判断されることもあるようです。)
あとは、本番でもたつかないようにしっかり練習しましょう!
学生を指名したい場合、架空の学生の名札(紙を三つ折りにして立てるような簡単なものでOK)を準備するといいと思います。
→大体主任の先生や採用担当の方が学生役をやってくださいますが、当てづらいので…笑
・イメトレ
教案が出来上がったら何度も頭の中でイメージトレーニングを繰り返しましょう。移動中とか、スキマ時間にもできます。教案見なくてもイメトレできるようになったら、本番もだいぶ落ち着きを保てます。
ざっと思い出す限り、こんな感じでした!また思い出したら追記します。
就活そのものが初めてなら、面接時の身だしなみ・マナーなども調べておくといいでしょう。
私はお化粧の仕方からコートの畳み方などネットで検索しまくりました笑
おわりに
今回も超個人的見解で(!)、日本語教師の就職活動についてご紹介しました。私は既卒として就活したので、内容的には新卒・既卒の方向けになっています(今更)。
少しずつ春の訪れを感じられるようになってきました。まだまだ不安定な世の中ですが、日本語教師を目指すみなさんが、少しずつでも前に進むためのお役に立てたら幸いです🌸