「辞めたい…」から「働きたい!」になる1on1
結論から言えば、「辞めたい…」の向こう側にある本人も気づいていない心の声を探しに行くんだ。
辞めたいと言うスタッフの種類
まず辞めたいと相談してくるスタッフは2種類だ。
①辞めなきゃならない理由がある
②希望を失っている
①については、旦那さんの転勤で、とか、バンド活動が起動に乗ってフルで働けないから、とかそれこそ十人十色だが、どんな理由であれ応援してあげてほしい。
この辞めたい。はwant toではない。
日本語では「〜たい」は「したいこと」のように見えるけど、そうじゃない。だったら何なのか。
サインだ。
だって、少なくとも最初は入りたいと思って入ってきているメンバーが大半だもの。
それを本人が言えることは稀だろうけど、
「このチームはフィードバックが少ないですよ!」
かもしれないし、
「和を乱す人を放っておくリーダーの下では働けない!」
かもしれない。
要するにチームを進化させるサインを出してくれているんだ。
宝探しにもスキルがいる。
そんな貴重なサインを多くのリーダーは見逃してしまう。
しまいには「社会を知らないあまちゃん」くらいにこき下ろしているリーダーを見ることが多い。
必要なスキルはまさにコーチングスキルだ。
好奇心を持って傾聴し、一緒に探せば必ず見つかる。
答えは必ずあると信じて探せば一体感が生まれる。
その答えは、「辞めたいと思う気持ち」と引き換えに手に入れることになる。