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生き苦しい。


生きるの苦しい。

ふと、立ち止まってしまいたくなる。

でも帰らなくちゃ。
帰りたがってる自分が足を進めるから。

止まったって休まらない。
一瞬で、誰もいない場所に飛んでいけたらいいのに。


人の視線を意識するとぎこちなくなる。
そのぎこちなさを
人はどう見るかって考えて、
自然を装おうとするほどおかしくなる。

講師が意見を聞くといった。
当てられたらどうしようって
心臓使いすぎて疲れてしまう。

リミットを作らないで欲しい。
書き記したいことはたくさんあるのに、
伝えたいことはたくさんあるのに、
焦って手が震える。
字が歪む。
落ち着きたくても、どうしたってダメだった。

みんないなくなっていく。
何もない真白のだだっ広い空間で
ただ一人、机に向かっているような気分だった。

どうしてそんなに早くできるの?
私が……できないことがおかしいのか。

ひとりになりたかった。
一言、ちょっと残るねとでも言えばよかったのに。

いつも流される。
それでもいっかって
そのほうがいいかって。

話す余裕なんてなくて、
でもなんとか笑顔を取り繕って。
結局ちゃんと接することなんかできなかったや。

人が多くて息苦しかった。
あちこちを人が行き交う。
声や視線も。
一人一人に思考や感情があることを思うと気持ち悪くなった。


何もない空間を恐れて、
誰もいない空間に行くことを願った。

快晴を喜んだ朝の私は
誰がどこへ連れ去ってしまったのか。

明日の私は、どうなってるかな。
寝て、こんな感情忘れてしまって、
笑えてるといい。



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