過去の経験ー介護実習ー
我が家には
の2人がいます。
この2人を産むずっと前、私は教員免許を取得するために、「介護実習」というものをしたことがあります。
介護実習とは?
私が大学生の頃、私たちの上の学年の方々ぐらいから始まった「介護実習」という制度。
この頃、教員免許を取得する者に対して、特別支援学校に2日間、高齢者や障がい者の通所施設に5日間の合計7日の実習が課せられていました。
私は2日間の実習を肢体不自由の特別支援学校で、5日間の実習を障がい者通所施設で行わせていただきました。
障がい者通所施設での経験
この施設では、車椅子で生活する方、知的障がいのある方等が毎日車での送迎でこの施設に通所されていました。
この施設では、通所してきた方々は、簡単にできる内職のようなものをこなし、他にも施設の周辺の散歩をしたりして過ごされていました。
私は朝早くから実習先へ行き、車での送迎にも参加させていただき、施設での利用者の方々のサポートを微力ながら経験させていただきました。
いろんな方がいました。
中には、人との距離の取り方が難しいために、女性にくっついてしまう男性利用者の方もいらっしゃいました。
はるくんが我が家にいる今、この『異性との距離の取り方』は難しい問題で、大人になった時のために、少しずつ本人に理解させないといけないなと感じております。
職員の方の言葉
数日経験させていただいたのち、職員の方とお話をいたしました。
その方のお話で印象に残っていること。
それは「『障がいがある人』というのはいいが、『障がいを持っている』という認識はダメだ」ということ。
障がいを『持ちたくて持っている』わけではないから、『持っている』と言ってはいけない。
そうおっしゃっていました。
私は今では同じように思ってます。
はるくんも『障がいを持ちたくて持って生まれてきた』わけではない。
できれば、普通の、ごく一般的な男の子として生まれた方が良かったはず。(親視点なので違うかもしれませんが)
でもそんなことは無理なわけです。
だから、何か書いたりする時は、『障がいがある』はるくんという表記を私はしています。
この考え方は人により違うみたいです。
しかし、私はこの考え方に賛成なので、今後もこのような使い方をしていこうと思っております。
でも、はるくんが『障がいがある』はるくんだから、我が家のはるくんであり、大変なことはたくさんありますが、自閉スペクトラム症のある我が家のはるくんは、これでいいのかなと思ったりもします。
色々と、可愛いですから笑
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