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読書感想〜サイレンス〜

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「サイレンス」
秋吉理香子

[あらすじ]
かつてはアイドルを目指していた深雪は、芸能プロダクションでマネージャーをしている。彼女が婚約者を連れ生まれ故郷の雪深い孤島に帰省するが、そこで婚約者の秘密が露呈し…

[感想]
深雪の婚約者のクズっぷりに終始イライラをおぼえてました。そう感じさせるように仕向けている作者の思惑通りだったんだろうなぁ。

ただ、この作品に限らずですが「都会」に住む人が
「田舎」やそこに住む人たちを劣っていると見る傾向は、毎回疑問。立地的な優位点はあれど、能力的や人間性の優越は住む場所でそこまで変わるのかなと。私にその偏見がないので、ちょっと感覚が合わない。

結末に関しては、ハッキリと真実は書かれないが
村の仲間意識や信仰などを含めて怖さを感じた。

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