読書感想〜可燃物〜

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『可燃物』
米澤穂信

短編集でテンポも良く読みやすかったです
主人公にあたる葛が寡黙で優秀、キレ者の空気感は凄く伝わりました。

事件そのものは、もちろん解決します
ただ犯人の動機などの結末は、なんとも言えないザラついた気持ちになりました
罪を犯し罰せられる人間が絶対に悪なのか、悪であるべきだと言う私の固定観念を揺さぶられたから、一編一編の結末が苦かったのかなぁ