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わいわいきゃあきゃあ

昨日、ちょっとした用事があったので
仕事を休んで出かけていた。

すっきりと晴れた、とても高くて青い空。
吹く風は少し冷たいけれど、
陽の光はやわらかくて暖かい。

そんな中を気分良く歩いていたら、
ある小学校の前を通りかかった。

校庭には、おそらく体育の授業中なのだろう
子ども達がたくさんいて、
大きな声で遠くの方にいる子に呼びかけたり、
みんなわいわいきゃあきゃあと騒いでいて、
なんだかとても楽しそうだった。


そういえば最近、
おなかの底からの大きな声って、
まったく出していないな。
最近大きな声を出したのって、いつだっけ?


しばらく考えてみたものの、
はっきりとは思い出せなかった。


私は基本的に、仕事を含め
室内にいることが多い暮らしをしている。
そのため、大きな声を必要とされる機会は
ほとんどない。

そもそも、私はもともとの話し声も
あまり大きい方ではないと思う。


普段の生活では、何かとルールや、
大人であること、期待される役回り、
まわりの目なんかを、だいたいいつも
気にして暮らしているように思う。

けれど、たまにはあの子どもたちのように、
何かに必死になって、我を忘れて、
わいわいきゃあきゃあと無邪気に騒げたら
きっと楽しいんだろうなぁ、
なんて思ったのだ。

秋の公園
なにを見つめているの?


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