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原風景がここでよかった
地元の福井が好きすぎて、毎月のように足を運んでいます。今日もまた、森道市場に行きたい気持ちを抑えながら福井へと向かっております🥺
今回の帰省の目的は「越前陶芸まつり」に行くこと!ここ数年、焼きものの産地や作り手のことに興味があって、小さい頃から何気なく行っていた陶芸まつりに久しぶりにちゃんと行こうと思い立ちました。
日本国内に約千年の歴史がある焼きものの産地は6つあり、「六古窯」と呼ばれています。越前焼もそのひとつ。詳しくはこちらのサイトを見てもらうとわかりやすいです!↓
祖父母の家が越前陶芸村の近くにあるので、子どもの頃は毎年のように足を運んでいました。幼稚園の遠足ではみんなで陶芸体験をしたことも。子どもの頃から当たり前に焼きものが身近にあった気がします。
いまは愛知県に住んでいるので、瀬戸焼や常滑焼の産地に足を運ぶことも。そして2月には兵庫県の丹波焼の窯元さんのところにも足を運びました。岡山県の備前焼、滋賀県の信楽焼の産地にもいつか足を運べたらなと思っています!いろんな産地を見る中で、越前焼のことをもっと知りたいなと考えるように☁️
* * *
前談が長くなりましたが、今回は地元への愛について書こうと思います。
(ここまで読んで、焼きものの記事だと思われた方も多いでしょう…笑)
わたしの地元は福井県越前市。絵本作家のかこさとしさんやいわさきちひろさんの地元であり、越前和紙や越前打刃物、越前箪笥などの産地です。小学校の遠足で紙漉き体験をしたことも。
福井の越前鯖江エリアは伝統工芸やものづくりの産地が密集していて、子どもの頃から工芸が身近にあったんです。大人になってからその貴重さに気がつきました👀
詳しくはこちらを見ていただけると!
11月に10周年を迎えるオープンファクトリーイベントのRENEWもありますよ🔴
工芸やものづくりに興味のある人は、ぜひ足を運んでほしい!!RENEWをきっかけにじわじわと移住者も増えつつあります☺️
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越前市は人口8万人で、田舎すぎず都会すぎずほどよく街という感じ。わたしが小学生の時に、武生市(たけふし)と今立町(いまだてちょう)が合併して越前市になりました。旧今立町が和紙の産地になります!
福井駅までは「ハピラインふくい」(元JR北陸本線)で20分、新幹線で8分、ローカル線「福井鉄道」で50分くらい🚃
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市の中心に日野川(ひのがわ)という川が流れていて、周りは山で囲まれています。市街地もあれば、山間部もあってバランスのいいまちです🫶
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市街地エリアには古い町並みが残っていたり、公共施設がリニューアルされてとても快適だったり。図書館や市役所は新しくてきれいです!夏には日野川で花火大会も開催されます🎆
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遊園地も楽しめる!
最近だと、3月に北陸新幹線が延伸して「越前たけふ駅」ができました🚄(地元民的には思うところはいろいろありますが!)
平安時代に紫式部が一時期住んでいたことがあり、大河ドラマ「光る君へ」の大河ドラマ館もできました。今週末5/26(日)から越前編らしいです👀
あまり観光地化されていないまちなのですが、まち歩きしても楽しいし、産業がたくさんあるまちなので、とてもポテンシャルがあるんじゃないかなと密かに思っています☺️
(新幹線が延伸する前は特急で大阪、名古屋にも1本で行けていた…!)
わたしは高校3年生まで地元に住んでいて、大学進学で大阪、就職で愛知に住むようになりました。実家で暮らしていた頃は、勉強と部活ばかりで家と学校の往復だったので、あまりまちの魅力に気づいていませんでした。
いざ地元から出てみると改めてよさが見えてくるようになったり、行動範囲が広がったこともあり、ただ実家に帰るだけじゃなくいろんなお店や場所に足を運ぶようになったりしました。
社会人2年目の時に、地元が好きすぎて会社を辞めてゲストハウスを開こうか迷っていた時期もありました。結局始めたばかりの仕事も中途半端だったし、他の方が同時期に宿を開業されたことを知ったのもあり見送ったのですが…。親から「まだ福井に戻ってくるには早いんじゃない?」って意見もあり。
その時には越前市で古民家暮らしをしている人が主催するイベントに突撃したり、隣町の鯖江のシェアハウス「森ハウス」の飲み会に参加してみたり。(ちなみにそこから数年後には、上記のいずれもにわたしの双子の姉が住むことになったという…😳)
同じくらいの時期に、鯖江の山側にあるまち河和田(かわだ)地区になんかおしゃれなお店ができてる!と気がついて、足を運ぶようにもなりました。(RENEWの拠点にもなっているエリア)
そしてそのエリアでデザイナーとして活躍しているTSUGIの新山さんとも出会うことに。今では地域とデザインの学校「LIVE DESIGN School」でもご一緒しているので感慨深い👏
森ハウスの主である森くんから「一緒に武生駅前でおみやげ屋さんをやろうよ」と誘ってもらったこともありました。勢いでジョインしていたら今ごろ人生が変わっていただろうなと思います。
その時にあちこち顔を出していたご縁で、わたしより先に姉が会社を辞めて地元に戻ったので、いろいろと繋ぐことができました。今では姉は福井でライターとして活動していて、わたしに福井の人を繋げてくれるのでありがたい限り!(双子でファインプレーしてる?笑)
今も数年に1回ペースで地元に戻りたいなあと思うことがありますが、夫は愛知で仕事をしているし(出身は札幌)、わたしもありがたいことに愛知の方からいろいろ仕事の依頼をいただくようになり、好きなまちでも働けることになったところなので、しばらくは愛知を拠点に頑張ってみたいなと思っています。瀬戸内も大好きなので、住みたいまちが多すぎて身体が一つじゃ足りない、、笑
名古屋の今暮らすまちは下町感があって、家もおもしろくて、それはそれでいいのかなと思いつつ。都会は人が多くて空が狭くて自然が少なくて、窮屈だなあという気持ちもあります。
福井に帰るたびに、だだっ広い田んぼと青空を見て、やっぱりわたしの原風景はこれだよなあと思うし、ここが原風景でよかったなあとしみじみ感じています。自分にとって帰ってこれる場所。
特に生まれ育った越前市、祖父母の家がある越前町あたりに愛着があるのですが、福井のほかのまちも素敵なところがたくさんあって大好きです☺️
この先の人生どうなるかわかりませんが、目の前のことを丁寧に頑張りつつ、たまに福井に帰って家族と会って、自然に癒されたいと思います。福井のまちや人のことをもっと知って、ファンを増やすこともしていきたいです🫶