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IVRyにマーケターとしてなぜ入社したのか -入社エントリ

2025年1月より株式会社IVRyにマーケターとして入社した廣瀬(@Haruyuki_Hirose)です。この記事では、私のこれまでの経歴を踏まえ、なぜIVRyで働くことを選んだのか、そして実際働き始めての所感をお伝えします。

IVRyという会社について知っている方はもちろん、知らない方でもお読みいただける内容になっております。本記事が少しでもキャリアを考える一助になれば幸いです。


要約

  • 自己紹介

    • 2025年1月にマーケターとしてIVRyに入社。これまでに株式会社じげん・株式会社インフォマートにてBtoC、BtoBのマーケティングを4年弱経験。

  • IVRyとは

    • 2019年3月に設立し、2024年末時点でシリーズC、これまでに累計49.5億を調達しており、150名を超えるメンバーが在籍しているスタートアップです。

    • 人の代わりにAIが電話を応対してくれる『IVRy』を展開しており、労働人口減少に伴う人手不足の課題解決に取り組んでいます。

  • IVRyを選んだ理由

    • ケイパビリティの幅を広げ、深め、スピード感をもって成長できる環境。

    • 豊富な知見を持つプロフェッショナルで素敵な方々と働くことができる。

    • 社会に広く必要とされる優れたプロダクトを提供しており、社会課題の解決に貢献できる。

    • 会社の成長に貢献することができ、楽しく働けそうだと感じた。



自己紹介

大学時代より長期インターンとして株式会社Plan-Bというインターネット広告代理店で広告運用をしておりました。様々な媒体・クライアント様の広告運用を担当させていただきました。

その後、長期インターンでスローガン株式会社が運営する『FastGrow』というビジネスコミュニティの運営に携わり、事業家のインタビュー記事の執筆などを担当しました。

2021年4月に新卒で株式会社じげんに入社し、主にリフォームマッチングサイト『リショップナビ』や賃貸情報サービス『賃貸スモッカ』などのBtoCサービスのSEO、CVR改善、アプリ広告、UX改善などを経験しました。

2023年1月には株式会社インフォマートに入社し、電子請求書SaaS『BtoBプラットフォーム 請求書』のマーケティング活動に従事。SEOやCVR改善をはじめ、広告やMA、比較媒体、セミナーなど割と幅広いチャネルを担当しました。

2025年1月に株式会社IVRyに入社。現在はSEOやLPO、プロダクトマーケティングなどに取り組んでいます。

IVRyとは

「AIやソフトウェアの力で、すべての人が楽しく働ける世界を作る」ことを目指している会社です。そのために、まずは電話にAIを組み込んだ『IVRy』というプロダクトを中心にサービスを展開しております。日本全国・業種や規模問わず、働く人の生産性向上を支えることで、少子高齢化に伴う労働人口の不足という社会課題の解決に取り組んでいます。

Mission / Vision

2019年3月に設立し、2024年末時点でシリーズC、これまでに累計49.5億を調達しており、150名を超えるメンバーが在籍しています。事業・組織ともに急成長中のスタートアップです。

GAFAMでのtech leadやメガベンチャーでCXO・執行役員等の経験の有るメンバーが続々と入社しています。マーケティング組織もリクルート、freee、マネーフォワードなど、BtoB, BtoCの雄で活躍された方々を中心に組成されており、各社のナレッジが集積されていてとても面白い環境です。

『IVRy』というプロダクトについて簡潔にご紹介すると、人の代わりにAIが電話を応対してくれるサービスです。

例として、飲食店の店舗様がIVRyを導入してくださるケースについてご紹介します。ランチタイムやディナータイムなどの忙しいときに、お客様からの予約や空席の確認のお電話などでスタッフが接客に集中できず、料理の提供が遅くなってしまった光景などを見たことはないでしょうか?

または電話をかけるお客様側として、忙しい時間帯に店舗に電話しても繋がらなかったというケースをご経験された方もいらっしゃるかと思います。

IVRyを使うとAIが代わりに電話対応をしてくれることで、飲食店のスタッフさんは目の前のお客様へのサービスに集中することができます。また、電話をかけるお客様も電話がなかなか繋がらないといったことに困ることがなくなります。もちろん人が対応したほうが良いケースは人が対応するようにするなど、柔軟な設定が可能です。

▼飲食店への電話をAIが代わりに応対するデモ動画

わかりやすい例として飲食店をあげましたが、IVRyは病院、ホテル、コールセンター、企業の代表電話、はたまた農家など、業界・エリア・規模問わず、全ての企業様でお使いいただけるホリゾンタルSaaSです。

▼IVRyについての詳細はこちら

IVRyとの出会い

2023年頃、XでIVRy代表の奥西さんのポストを見てIVRyという会社を知ったのが最初だったかなと記憶しています。

その当時は転職意欲がそこまで高くなく、また、電話に関するサービスを提供していることは認知していましたが、そこまで興味を持てなかったのが正直なところで、あまり関心は高くありませんでした。

しかし、それからXで度々IVRyに関するポストを見るようになり、優秀な方がどんどん入社されているなという印象を抱くようになりました。そして、2024年に転職を視野に入れてこれからのキャリアを考えていた際に、IVRyのことを思い出しました。

急成長していて優秀な人が集まっているようだし、一度話を聞いてみたいなというぐらいのライトな温度感でカジュアル面談に申し込んだのですが、カジュアル面談が終わった時にはIVRyで働きたいという気持ちに変わっていました。

IVRyを選んだ理由

IVRyに対してあまり興味を持っていなかった私がなぜIVRyで働くことに決めたのか、その理由を4つに分けてご紹介させて下さい。

1. 成長できる機会

改めて今後のキャリアに思いを馳せ、何がしたいのかと考えた時に、事業を通じて社会課題の解決に貢献したいと思いました。そして、マーケティングのスペシャリストとしてのキャリアよりも、職種などの壁を超えて事業を伸ばし、企業価値を最大化させていくために必要なことは何でもやりたいという想いに改めて気付きました。

大きい企業で働き、既存のアセットを活用することで社会に対して大きなインパクトを与えられることも魅力的には感じていたのですが、組織が大きくなってくると社内政治やセクショナリズムがはびこり、なかなか自分の領域を拡大してくのが難しい側面もあるので、私のWillとは結びつきづらい可能性も感じていました。

そこで次のキャリアとしては成長著しいスタートアップでの経験を積みたいと思いました。なかでもIVRyは急成長を遂げており、新しい経験をたくさん積むことができるのではないかと考えました。

選考前は、IVRyは既にたくさん優秀な人が入社されているし、もう出来上がっているのでは?とも思ったのですが、実際に入社してみるとそんなことは全く無く、事業が凄まじいスピードで伸びている故に、新たな課題・やりたいことが山のようにでてきます。それに対し、リソースは常に潤沢ではないため、自ら機会を掴みいき、やり遂げることで、より早くケイパビリティの幅を広げられる環境だと感じています。

2. プロフェッショナルで素敵なメンバー

できることの幅を広げるだけでなく、IVRyではケイパビリティをより深められる点も魅力だと思います。それは、IVRyには毎月どんどん優秀な人が入ってくるからです。

私が好きなキャリアの考えの一つは「人間はよく時間を過ごす周り5人の平均になる」というものです。最も正しく、楽なキャリアの考えの一つだと思います。

IVRyでは自分の周りが常に優秀な5人で、かつその5人が新たに入ってきた優秀な人でアップデートされ続け、自身が自然と成長していく正の循環があります。これにはもちろん自分より優秀な方に食らいついていく苦労も伴うのですが、振り返った時に思っていたよりも速く、遠くに行ける環境なのではないかと思います。

また、職業人として以前に、シンプルに私は人としてIVRyのメンバーが好きです。皆さんチャーミングで、仕事を楽しんでおり、利他的で素敵な方が集まっているので、とても気持ちよく働くことができています。

3. 事業・プロダクトへの共感

事業を通じて社会をより良くしたいという私のWillをもう少し具体化し、具体的にどの課題解決に対してアプローチしたいのかを考えていたのですが、色々自分なりに考える中で、少子高齢化に伴う労働人口の不足は喫緊の課題であり、直近ではここに尽力したいと考えるようになりました。

日本の人口の長期トレンドを見てみると、200年あまりかけて増えてきた人口を同じくらいの時間をかけて産業革命前の値に戻すジェットコースターのような局面であることが分かります。

出典:我が国における総人口の長期的推移

このような局面では深刻な問題がたくさんでてきます。その代表例が労働人口の不足です。既にこの問題は顕在化しており、2040年には1,100万人の供給が不足するとの見込みもあります。

参考:未来予測2040 労働供給制約社会がやってくる (リクルートワークス研究所)

こういった深刻な課題のしわ寄せは、大手の企業よりも日本の企業のうち99.7%を占める中小企業に顕著にやってきています。

参考:人手不足の状況および多様な人材の活躍等に関する調査 (2023年日本商工会議所・東京商工会議所)

IVRyは「最高の技術を、すべての企業に届ける」ことをミッションとしており、実際に企業規模・地域・業界を問わず幅広いお客様に既にご利用いただけている点がとても魅力的に感じました。

また、電話と聞いて私はレガシーであまり良いイメージを持っていなかったのですが、依然として電話は主要なコミュニケーション手段であり、かつ長い間アップデートされていないが、電話対応に課題を感じている方がたくさんいるので、ペインが大きいと感じました。

そして大企業はイノベーションのジレンマで参入が難しく、スタートアップも電話は斜陽領域という風に捉え参入を考えづらかった側面があると思います。また、電話は24時間365日繋がることが当たり前で、サービスレベルの高さがとても求められる領域です。

IVRyにはNLP(自然言語処理)エンジニアを始めとする優れたプロダクトチームがあり、IVRyだからこそ人手不足に伴う電話課題をLLMという武器を用いて解決することができるのではないかと感じました。

実際に使ってみると分かるのですが、IVRyのプロダクトはUXがとても優れており、人手不足に悩んでいる中小企業の方で、ソフトウェアにそれほど慣れていない方でも細かい説明なしに使いこなすことができます。

▼導入企業様のお声

こういうサービスは最初に導入コストがかかり、専門知識が必要なのではないかという印象がすごくありました。でもIVRyはITスキルが低くても使えるので、すごいなと感じています。

出典:IVRy導入事例 - マルカメ果樹園 様 

この優れたプロダクトであれば、電話をアップデートすることができる。そうすれば、きっとより良い社会の実現に貢献できると感じられたことがIVRyに入社を決めた大きな理由の1つです。

4. 長期間楽しく働き続けられる

私は生涯楽しく仕事を続けたいと考えています。そのために何が大事なのかと考えた時に、いくつか自分なりに大切なポイントが見えてきました。

1つ目は、自分は何のため仕事をしているのか、に対する答えを持つことです。楽しく働きたいと言いつつも、その日常は辛いことの方が多いです。コンフォートゾーンを抜けストレッチしているのだから当たり前です。IVRyに入社して1ヶ月経ったのですが、毎日自分の力不足に辛くなります。

辛い時でも前を向いて粛々と頑張るために、何のためにやっているのかという根本的な問いに対して答えられることがとても大事だと考えています。

WHY に対する答えを持っている人は、いかなるHOW にも耐えられる

出典:慎 泰俊さん GMO VenturePartners Portfolio Interviews

今の私にとって、それは労働人口減少に伴う人手不足問題の課題解決に尽力することで少しでも社会をより良くすることであり、そこがIVRyの目指す世界観と重なっていると感じられたのは重要でした。

2つ目は、私が貢献できることがあると感じられることです。自分の能力やスキルを活かして、会社に貢献できているという実感を感じられないと会社にとっても自分にとっても苦しいと考えています。

IVRyでは選考過程を通じて、現在どのような課題が存在しており、そこに対して自分がどのように貢献できそうかという解像度を高めることができました。ここで一定自己効力感を感じられたため、自分が会社に貢献できるのではないかと思うことができました。

3つ目は、カルチャーフィットです。会社と価値観や美学みたいなものが一致していないと楽しく働くのは難しいと考えています。

入社して感じるIVRyのカルチャーの良い点として、情報の透明性があります。驚いたのは、経営会議の議事録も私のようなメンバーが閲覧することができ、自分が気になった点をコメントすればボードメンバーが答えてくれることです。このレベルで情報が共有されているおかげで経営への参画意識を高められ、また迅速に物事を進められる点がとても良いと感じています。

また、自由と責任を重視するカルチャーがあると感じており、そこもとても好きな点です。一定のルールはあるものの、責任を果たしていれば働き方や仕事の進め方などは比較的自由にすることができます。家庭の事情やプライベートなどを考慮して、パフォーマンスが最大化されるように、働く時間などを個々人でチューニングできることは、持続的に楽しく働く上で大事だなと感じました。

今後の抱負

まずはマーケターとして、IVRyのプロダクトをより多くの企業様に届けることに尽力します。そして、マーケティングに留まらず、IVRyの事業・会社の成長に貢献し、よりよい社会を実現するために粛々と頑張っていきたいです。

最後に

IVRyは全職種で絶賛採用中です。
以下よりお気軽にお問い合わせください。


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