犬が飼いたかった小2の夏
小さい頃、とにかく犬が飼いたかった。
両親は動物が苦手だったので、当然ペットを飼うことができず、友達のお家の犬をみては羨ましかった。
小2の夏、犬を飼いたい思いがあふれ懇願するもあえなく却下。
くそ!っと思い、無い頭をフル回転させてでた代替案が
テッテレー
袋に犬を書いて散歩させる〜
果てなく強引なやり口、それでもいいと思っていた自分自身。
全力でスーパーの袋に犬を書き、紐をつけて町内を練り歩く姿。
自分の中では大分誇らしく、周囲の歩行者さんに
「これ!うちの犬!」と言いふらす始末。
気分が上上のまま、うちに帰宅し、愛犬を見てみると、そこには。。。
ぶりぶりに破けた、唯のゴミ袋
小2の私にはその光景が受け止められず、一晩中泣いた奇跡の思い出。
いや、よく考えたらわかるだろ!!!!
とツッコミを入れない両親の優しさが身に染みた日になった。
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