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あべはるか
2018年12月16日 00:00
今日、患者さんのご家族に、一生宝物にしたいなと思えるものをいただいた。その方は、病状改善のためにできることはもうなく、お看取りの方針で内科的治療を行っていた方だった。ここ数日だろうというシビアな病状説明は、入院したその日にご家族にされていた。最初は現状を受け入れられずにいたご家族も、時間が経つにつれ、着実に今の状態を理解し、気持ちの整理をしているようだった。わたしは患者さんの全身状態