4年前に発刊した拙著「キャリアコンサルタント」で自立する方法でも、
3~5年後くらいに「社会正義のキャリアコンサルティング」が、先端になるかもしれないと書きましたが、現実は、まだ、そうはなっていないと感じます。
ただ、4年前に比べて、「社会正義のキャリア支援研究会」のような会も開催されるようになり、日本でも徐々に「社会正義のキャリア支援」が浸透してきていると感じます。
「社会正義のキャリア支援」自体、マージナル(周辺的な)な領域であるため、メインな領域にならないかもしれませんが、現在、日本企業でも浸透しているダイバーシティー(多様性)、インクルージョン(包括性)と言ったワード同様、下村氏が述べているように、いずれは日本企業でもソーシャルジャスティス(社会正義)が普通に使用する時代が来るかもしれませんね。