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続『あなたの求めるレファレンス』
どうも、私です。
先日の投稿した『あなたの求めるレファレンス』【https://note.com/haru0312/n/na27695c7c225?creator_urlname=haru0312】が脅威の伸びを見せています。
読んでくださった方々、拡散してくださった方、誠にありがとうございます。
これをまだ読んでないという人は、ぜひそっちを読んでから、また来てください。
さて、この記事について多くのご意見、ご感想などをいただきました。
「酷いレファレンスの話」
という共通認識のもと、「でもこれはそれだけが問題じゃない」とみなさん声を張り上げて下さいます。
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レファレンスの質が低下する要因として、図書館業務の外部委託化があげられる。
現にこの話で出さしていただいた図書館館長は嘱託職員だった。
外部委託や低賃金、さらに司書資格不要など、図書館員を取り巻く環境は年々悪化している。
それと反比例するように、利用者のニーズや利用者が求める情報の質が向上、またインターネットの普及などにより、情報検索ツールの幅が広がるなど、レファレンスにおける対応も難しくなっているのが現象である。
低賃金がレファレンスの質を低下させるのは必然と言える。
ライブラリアンも人間なのだから。
私が大学生の立場として声を上げたいのは「新卒でライブラリアンを目指すことの難しさ」である。
これは「新卒が求める会社像」と「会社が求める人材像」の不一致が原因だと私は考える。
新卒が求める条件として私が考えるのは、
・正規雇用(正社員)である
・給料、ボーナスなどの金銭面
・会社の安定度
・休暇や福利厚生
だが…
まず図書館の多くは非正規雇用である。
外部委託化の結果、契約更新があり安定しているとは言えない。
結果悪循環として、非正規雇用は給料が決して高くない。
地方から都会に出てでもライブラリアンをやりたい人は低賃金のため、生活を維持することができない。
こうした悪循環、悪条件が付き纏い、大学生の新卒雇用率は他の業界と比べて極端に低いように感じられる。
また、社会人としての常識を教育する暇がない。
そこにお金や時間をかけていられない。
というのも大きな理由の1つだと思う。
図書館員の非正規雇用化は仕方がない面もある。
図書館などの文化的事業に対する予算の削減。
しかし図書館は資料を収集しなければならない。
それなら削るところは人件費しかないのである。
外部委託のメリットももちろんある。
頭ごなしに外部委託化を非難する訳ではなく、その面も理解しなければならない。
この問題は私がいくら述べても変えることはできない。
しかし、私のこのnoteをきっかけに、少しでもこの問題について考えてみて欲しい。
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同時に私に対する様々な意見も待っています。
ぜひこの記事を読んだ感想や意見など、コメントや引用RTなどでぶつけて見てくだい。
私とお話しましょう!!!!
以上、ライブラリアンのたまごより