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しいたけが苦手な男のはなし
先週あたりに、一般社団法人MITの高野清華さんにあるイベントのお誘いをいただきました。
それがこちら。
今回は、この中の"しいたけ摘み体験"にしいたけが苦手なぼくが参加してみたというおはなしです。
ぼく:しいたけは臭いし、苦手なんだよなあ。でも、しいたけ狩りはやったことがないから行ってみようかな。
ということで、早速行ってみましょう!!
※当日の様子はイベントを企画したMITさんがFacebookで書いてくださっています。
自然にできるしいたけと作るしいたけ
今回お世話になったのは、峰町志多賀にある大石商店のご夫婦(写真下)です。
過去に掲載された大石商店に関するブログです。
大石さんご夫妻はしいたけ栽培を始めて30年になるそうですが、"対馬のしいたけ栽培は伝統的で、小さい頃から仕込まれて、やっと真面なしいたけが作れるようになる"とのことです。
こちらが"作るしいたけ"です。
表面も滑らかで綺麗な模様をしていますが、なんといっても裏側が芸術品です!
そんな綺麗なしいたけですが、原木を横に寝かせたり、わざと落としたりして、何年も交換しながら使っているそうです。
それは、"作るしいたけ"を福岡のイタリアンやフレンチのレストランに出荷しているからです。
大石さん:ただし、何でも売るわけではなく、しっかりしたものができた時にしか出荷しない。
それほど、こだわりのあるしいたけなのでしょう。
しかし、こんな切実な声も・・・
大石さん:実は先日の台風で、原木の大半が水に浸かってしまって。。。それに、対馬は野生の鹿が多く、鹿が原木の根を食べてしまって、しいたけができなくこともある。
さらに、水分の量がしいたけの質を左右するので、台風の大雨の影響は大きかったようです。
興味津々に話を聞く子どもたち。
大石さんのしいたけ話を参加した子どもたちが本当によく聞いていました。
中でも印象に残った言葉がこちら。
大石さん:本当に小さい頃からしいたけに触れている子どもたちは、しいたけ作りのプロになる。もっと言えば、肉よりもしいたけを好んで食べるよ。
大石さんの子どもを見る眼差しは深く感じるもので、しいたけ栽培を次世代へ引き継ぐ覚悟が見えました。
摘んだしいたけを食べてみようか。
大石さんから貴重な話を聞き、しいたけ摘みを終えたところで、いよいよ試食の時が。
ぼく:しいたけかぁ。なんか食が進まないな。
と思っていましたが、、、
炭火焼きで、しいたけをそのまま焼いたり、ホイル焼きしたり、バリエーションは豊富でしたー。
他にも、しいたけの芯をキンピラに挑戦したり、今の季節にぴったりな焼き芋をいただいたり。
では、「いただきます!!」
ぼく:おおー。臭みも苦味もほとんどないし、これは食べれるぞ!
としいたけ苦手歴=年齢(24歳)のぼくがしいたけを克服する時が今日やってきましたー。
やっと時を経て、しいたけと仲良しになったぼくでした。笑
それに、参加した子の中にはぼくと同じくしいたけを克服した子が何人かいました!!
最後にはお土産を。
お土産として持ち帰る摘みまくったしいたけがこちら。
ぼく:さてさて、梅香荘に持って帰って、しいたけを食べるぞ。
というわけで、梅香荘に持って帰りました!!
梅香荘で豚汁に入れていただきましたー!!
皆さまもぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
以上、しいたけが苦手だったおとこの話でした(あれれ、題名と違うね。笑)。
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