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離島で迎える2021年のお正月。
皆さま、新年あけましておめでとうございます。
2021年も、離島公務員&行政ソーシャルワーカーのハリーをよろしくお願いします!
今年も、離島に生きる``ただの公務員&ソーシャルワーカー``として、遠く離れた離島から発信していきます!
さて、そんなぼくですが、東京に帰れない身として、離島でのお正月をどのように過ごしたのでしょうか。
新年1本目のブログのテーマは、、、
ずばり!?「離島のお正月」です!!
***
大晦日はこたつでまったり過ごす。
2020年12月31日。
2020年の振り返りを終えると、買い出しにでかけ、大晦日恒例の年越しそばを作って食べる。
年越しで食べたお蕎麦は、対馬のある地区の畑で収穫して、自ら地区の住民さんと一緒に打った蕎麦だった。
そして、お隣には、地元の消防団の先輩からもらったぶりの刺身を用意する。
さすが、離島感の強い2020年最後の食となった。
そうこうしているうちに、あっという間に除夜の鐘が響き渡る。
さあ、2021年の始まりだ。急いで支度を済ませて厳原八幡宮へ向かう。
八幡宮での初詣。昨年は消防団で来ていたが、今年はコロナ禍の活動規制で1人で来たのだが、本当に参拝者が少ないのに驚いた。
さて、大吉を引き当てたところで、次に向かうとしよう。
そう、夜中0時半から約1時間半かけて、いつもの拠点に向かうのだ。
2021年初日は、初日の出と豪華な料理を満喫する。
いつもの拠点についたのは、1月1日午前2時すぎ。
拠点の空き家に顔を出すと、数人が笑顔で迎え入れてくれた。
そして、缶ビールとヨコワの刺身で2021年の幕は上がったのだった。
本当の意味での「あけましておめでとう!!」のはじまり。
それから、数時間寝て、初日の出を見にいく。
本当に寒い朝だった。でも、極寒な離島の寒さを吹き飛ばしてくれる光景に出会うことができた。
いつ見ても、対馬の朝日は綺麗だけど、こんなぼくを可愛がってくれる仲間と見る朝日は特別なものだった。
2021年初日の日中は寝正月だった。だって、ここまで動きっぱなしだったんだもの。笑
これこそ、地元の人が言う寝正月スタイル。
「正月だから!!」という言い訳で、夕方4時過ぎから呑みはじめる。
こたつに入りながらの冷たいビールと本場のキムチは最高に美味い!
そうして数時間過ごすと、あっという間に2021年の初夜がやってきた。
楽しみは続くもので、おせちがぼくらを待っていた。
そして、この夜の宴は長かった。気づけば、明け方の3時まで時計の針が進んでいたのだった。
書き初めで、2021年を誓う。
2020年1月2日。
2021年のお正月2日目のこの日は、書き初めをしてみた。
「書初めなんて、小学校以来かな。」そう思いながら筆に手を伸ばす。
そして、書いた2つの言葉がこちら!!
「幸夢員」・・・公務でありつつ、幸せと夢を掴む一員としてありたい。
「足袋人」・・・足袋を履くように、地に足をつけながら、踊り回れる人でありたい。
この2つの言葉を胸に2021年は頑張っていこうといつもの拠点で心に誓った。
それから、この日の夜も豪勢な夕飯だった。
地元の食堂特製のオードブル
地物の焼き魚
鹿の焼き肉
ヨコワの雑炊
そして、この日の最後を飾ったのが、映画鑑賞会。
こうして、あっという間に正月休みも残すところあと1日となってしまった。
仕事始めの前に、日常に戻ってくる。
お正月三が日の最終日。
翌日から仕事が始まり、非日常から日常に切り替わる。
2021年に対する希望と不安が入り混じる中、いつもの拠点を後にした。
途中、帰り際に神社に寄り道してみた。
冷たい風が吹く中、家族で来ている参拝客に見られて、少し恥ずかしさを覚えるが、一枚自撮りした。
そして、帰路に着くと、一息ついたのちに仕事始めの準備に取り掛かるのだった。
2021年のお正月が終わってしまう寂しさを背中に、日常に向き合う準備をする。
この日の夜は、リビングで日本酒を片手に、天気の子を見て過ごした。
ちなみに、天気の子は主人公が離島から東京に出てきて始まる物語だ。
主人公同様に離島を出ていく者がいれば、ぼくのように東京を出て離島にやってくる者がいる。なんとも言えない感情に入り浸った。
こうして、ぼくの離島でのお正月は幕を閉じたのだった。
***
2021年のお正月を離島で過ごして、離島ならではの機会に恵まれた気がします。
もちろん、東京に帰省すれば、遊びに行く先がたくさんあり、多くの知人や友人と顔を合わせることができたかと思います。
ですが、コロナ禍で外出自粛を余儀なくされている中では、この離島で過ごしたお正月が丁度良かったのではないかと思っています。
翌日4日から仕事は始まり、非日常から日常に戻りました。
2021年も、このブログを通じて、離島に生きる公務員&ソーシャルワーカーとして、様々なテーマについてお伝えしていきます!
明るい話題も、時には悩みや葛藤も、言葉にしながら、自分自身を高めていきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いします!
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![はりや 広己|東京生まれ|元対馬市職員|社会福祉士|対馬7年目|完全無所属](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/166843372/profile_92ef54f1567d4439179450b69a4ed9b1.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)