「さよなら私のクラマー」衝撃の最終巻
さよなら私のクラマー14巻(最終巻)が2021年4月1日に発売されました
さよなら私のクラマーは「四月は君の嘘」の作者さんです。
大人気だった「四月は君の嘘」を11巻で終わらせる方なので、さよなら私のクラマーも長期連載にはならないだろうなとは思っていましたが、まさかこのタイミングで最終巻迎えるとは思ってもいませんでした。
13巻を読んだ時に思ったことは「起承転結で言えば、転の巻」だったなと。
ここから全国大会に向けて盛り上がっていき、20巻くらいで終わるのかなぁと思っていたところ、まさか次の巻で終わるなんて……
最終巻が発売された月にアニメが放送されるんですよ。
四月は君の嘘はアニメの放送終了の月に最終回を迎えたんですよね。
この作者さんは、作品がピークに注目されるタイミングをあえて狙って最終回を迎えさせているのか、作者さんの中のピークと読者のピークにズレがあるからなのか、ただただ飽きっぽいだけなのか。
いずれにせよ、打ち切りマンガ以外で、高校サッカーの全国大会を描かずに終わったマンガはどのくらいあるのでしょうか。しかも、かなり盛り上がってるタイミングで。
このマンガのさらにスゴイところは、2回対戦したチームがいないってことですね。高校サッカーならライバルチームがあったり、一度負けたチームにリベンジを果たすという物語が定番なのに、すべて初めてのチームとの対戦のみで終わったという。しかも、主人公たちが高校になって初めて戦った相手が日本一のチームで再戦することなく終えたのですよね。
これ、何気にすごいことだなと。。。
このnoteをここまで読んでも、このマンガを読みたいと思えるかは分かりませんが、個人的にはマンガとしてはとてもよく出来ていて、面白いマンガです。四月は君の噓の時と相変わらず言葉の使い方がとても優れていますし、構図といったマンガ的な面白さもありますし、サッカーもちゃんとした内容で描かれていますし、キャラクターも魅力的です。
最終回まで読んでみれば、このマンガの主人公が誰なのか分かると思いましたが、分かりませんでした。
というよりも、高校女子サッカー選手全員が主人公ということなんじゃないかなと、次の世代の主人公たちなのかなと思います。
詳細はyoutubeで話してます