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東京の寺社で開運を願う

 

 新年あけましておめでとうございます。2024年はnoteをご覧頂きまして、誠にありがとうございます。本年も興味のあること・世の中のことについて発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

 さて、私は今まで一人で神社巡りをしたことがありませんでした。ほとんど家族からの誘いで行っていましたから、自ら足を運ぶことはありませんでした。今年(2025)は少しでも充実した毎日を送りたいと思い、開運が拓く神社へ参拝しようと決めたのです。

 地球の歩き方編集室が執筆した『御朱印でめぐる関東の寺社 聖地編』(Gakken)で紹介していた「等々力渓谷」と「陽運寺」で幸運のパワーを貰おうと考えたのです。
 等々力渓谷(東京都世田谷区)は深緑に囲まれた美しい場所であり、訪れる者の心を和やかにする”聖地”と呼ばれています。その場所で写真を撮影して景色を楽しみたいと思っていました。

 ところが、等々力渓谷は現在閉鎖中だと知りました。NHKニュースによれば、2023年7月に園内の遊歩道で長さ20メートルほどの倒木が見つかり、観光客に身の危険が及ぶということで立ち入り禁止になっています。園内の解放は2025年度中に行う予定です。

 というわけで、等々力渓谷へ行くことは断念し、陽運寺に変更しました。東京丸の内線の四谷三丁目駅から徒歩5分で行くことができます。ビルで覆われているため、なかなか見つかりにくい場所にあります。
 陽運寺にはこのような言い伝えがあります。

< お岩様を霊神として祀っていて、本堂にはお岩様の木像が安置されています。「四谷怪談」は江戸時代後期、歌舞伎作者4世鶴屋南北が書いた怪談話。夫に裏切られたお岩様が、幽霊となって復讐を果たします。悪縁を断ち切り、良縁を招く場所としても有名です。毎月一日に開運祈願祭を行います。>

地球の歩き方編集室『御朱印でめぐる関東の寺社 聖地編』Gakken p.92

 陽運寺の参拝客は「良縁を招き、悪縁を断ち切りたい」という想いをもって訪れていることがわかります。御利益ごりやくになるのは言わずもがな、です。

陽運寺(東京都新宿区)

 

 寺社に入ってみると、現在は建物の補強工事を行っています。参拝する方は頭と足元に注意する必要があります。境内へ進んでいき、賽銭を投げ、二拝二拍手一杯を行った後、無病息災と幸福成就を懇願しました。


切り絵お守り御朱印 弁財天と龍神

 お守りの販売所へ移動した時に見つけた黄金色に輝く御朱印を発見。御朱印の収集を趣味にする方は販売所で購入するそうです。取り扱いには注意が必要かもしれません。

 私は御朱印を集めていませんので、買わずに後にしました。その後、幸運成就が叶うと言われる地蔵様にお参りをしました。賽銭を入れ、柄杓で水を入れ、花や植物を飾る入れ物に注ぎました。地蔵様に水を注いだ参拝客は幸運を招いてくるという言い伝えがあるそうです。

 日本には、知られざるパワースポットが至る所に存在します。開運を叶えたい人は調べてみるとよいでしょう。

 コピーライターの川上徹也氏は近日、『「運のいい人」は神社で何をしているのか』(ポプラ新書)を発売するそうです。

 川上氏は年間のべ200社以上の神社を参拝するという神社好きな面があります。この説明文を読んだ時、「そうだったのか!川上さんはそんなに神社が好きだったのか!?」と目を丸くしました。全く知らなかったからです。川上氏が選ぶ「運のいい人が訪れるべき神社」とはどの場所でしょうか。気になるところです。

 お正月には充実した一年を送るためにも、御利益を得るために神社や寺社を参拝することが良いと思います。読者の方々も神社や寺社でお願い事をしてみてはいかがでしょうか。



<引用文献>

地球の歩き方編集室『御朱印でめぐる関東の寺社 聖地編』Gakken 2024

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ハリス・ポーター
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